カート・コバーンの人生を描く「ラストデイズ」。監督が語る
2006年3月14日 12:00

「ドラッグストア・カウボーイ」「マイ・プライベート・アイダホ」といったインディペンデント作品の他に「グッド・ウィル・ハンティング」「小説家を見つけたら」といったハリウッド資本の作品も手がけ、03年には「エレファント」でカンヌ映画祭のパルムドールを受賞したアメリカ映画界の異端児ガス・バン・サントが、90年代初頭に大ブームを巻き起こしたロックバンド、ニルバーナのカート・コバーンの自殺にインスパイアされて撮り上げた「ラストデイズ」。同作のPRのために来日した監督に話を聞いた。
「ラストデイズ」はカート・コバーンの人生を、普通の伝記映画にはせずに、カートの最期の日々に焦点を当てドキュメンタリータッチで描いた作品。「一つの映画にするにはちょっと多すぎる情報量だったし、普通の伝記映画を作ろうと思わなかった。今までもそういった、人生を包括したような映画はたくさんあるからね。カートの最期の日々は、彼の人生を象徴するような、いわば小宇宙みたいなものなんだ。私自身も個人的に、人生のある一期間を描くのが好きなんだよ」
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