オリバー・ストーン、9・11の映画がクランクイン
2005年11月8日 12:00

米同時多発テロ事件を題材にしたオリバー・ストーン監督の新作がニューヨークでクランクインした。06年8月11日、テロからまる5年目の日の1カ月前に公開される予定だが、タイトルは未定。
同作の撮影にあたり、製作者側は、テロで犠牲になった遺族や生存者らのコミュニティと何カ月にも及ぶ話し合いを持ち、慎重に製作を進めていく約束をしたという。
プロデューサーのマイケル・シャンバーグは、「『タワーリング・インフェルノ』や『タイタニック』のような作品にするつもりはない」と説明。主な撮影はニューヨークで行われるが、世界貿易センタービルが崩壊するシーンは、ロサンゼルスで行われる予定。事件当時のニュース映像も本編中に挿入されるという。
作品は、世界貿易センタービルの瓦礫に閉じこめられながらも、救出活動を続けた警察官2人とその家族に焦点をあてたもの。主演はニコラス・ケイジ。スタジオはパラマウント、脚本はアンドレア・バーロフが担当している。
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