前作を上回る恐怖再び。「ソウ2」の監督来日
2005年10月25日 12:00
前作を超えるヒットとなるか注目される
練りに練られた脚本、そして驚愕の結末で全世界を震撼させた「ソウ」から1年、続編となる「ソウ2」が早くも完成。去る10月18日、監督のダーレン・リン・バウズマンがプロモーションのため初来日を果たし、インタビューに応じてくれた。
商業監督としては「ソウ2」がデビュー作となるバウズマン監督。前作が大ヒットしただけにプレッシャーは相当なものだったに違いないが、それに関しては「前作の存在は大きいね。皆さんの期待は非常に高いし、その期待にどう応えていくのかが大事だった。初監督作品ながら、既に沢山のファンがいるのは嬉しい反面、プレッシャーでもあったよ」と語った。
また、作品の中では思わず身悶えしてしまうような“殺しのテクニック”が多数登場するが、その点については、「まずはじめに製作総指揮のリー・ワネルと1週間部屋にこもってアイデアを出し合った。そこで出たアイデアはどれもゾッとするもので、お互い嫌な気分になったよ。刑務所に入れられてもおかしくないような凄惨なものばかり(笑)。でも3~4日かけて話し合いをしたら、撮影に使えるようなアイデアがまとまってきた。注射針のシーンや焼却炉のシーンなど、どれもお気に入りなんだけど、一番自信を持ってお勧めするシーンは、手首に刃物が食い込むシーンだね。8時間かけて撮影した甲斐があった」と、聞いているだけで痛くなってくる。「ソウ2」は10月29日より公開。