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人気ゲーム「HALO」が映画に

2005年8月30日 12:00

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アメリカで爆発的な売り上げを記録しているゲームソフト「HALO」を製作したマイクロソフトが、ユニバーサルと20世紀フォックス両社との映画化契約を結んだ。
大ヒットゲームの映画化ということもあり、マイクロソフトはゆっくりと時間をかけて交渉を行ってきた。「ザ・ビーチ」の原作や「28日後...」(ダニー・ボイル監督)の脚本で知られるアレックス・ガーランドに、マイクロソフト自ら100万ドル(約1億1000万円)で脚本執筆を依頼し、完成した草稿をすべてのメジャースタジオに送りつけ、争奪戦を巻き起こした。その結果、「スパイダーマン」(ソニー)や「ハリー・ポッター」(ワーナー)のような大ヒットシリーズに飢えているユニバーサルと20世紀フォックスが権利を分け合う形となった。
マイクロソフトは当初、映画化権1500万ドルに加え、興行収入の15%を受け取ることを持ちかけていたが、その条件では合意に至らなかった。最終的に、映画化権は500万ドル(約5億5000万円)で、マイクロソフトは、アメリカ国内のボックスオフィス収益の10%を受け取るということで落ち着いた。ユニバーサルが製作とアメリカ国内配給、フォックスが海外配給を手がける。
「HALO」は地球を侵略するエイリアンと戦うシューティングゲームで、01年の発売以来、全世界で500万本のセールスを記録。昨年「HALO 2」が発売されたが、映画のストーリーは2作をあわせたものになるようだ。全米公開は07年夏の予定。
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