松坂慶子の若き日を演じるのは、韓流ニューハーフ
2005年5月10日 12:00

「美少年の恋」や「花の愛/遊園驚夢」で知られる香港の耽美派、ヨン・ファン監督の最新作のエロティック・ミステリー「桃色/colour blossoms」。日本公開を間近に控え、本作で海外初進出を果たした松坂慶子、韓国初のトランス・ジェンダー(性転換)女優ハリス、そしてヨン・ファン監督がプロモーションのため、5月10日、ホテル西洋銀座にて記者会見を開いた。
本作はベルリン映画祭で特別招待作品として上映され、そのエロティックさと耽美的演出が話題となったが、キャストも個性的な面々が揃った。松坂慶子はもちろんのこと、松坂の若かりし頃を演じるのは、韓国で初めてニューハーフとして芸能界で活躍するハリス。彼女は日本での留学経験があり、日本語も堪能。「お互いの第一印象は?」ときかれると「ハリスを見た時は、とても綺麗で細くてお人形さんかと思った」という松坂に対し「松坂さんは大女優で、演技も上手で有名で、生意気そうだと思ってた」と流暢な日本語でいきなりの爆弾発言。会場は大爆笑となった。「でも大女優はやっぱり心が広くて、お母さんのような、違う(笑)、お姉さんのような優しい尊敬できる人でした」とフォローもしっかり。作品中の妖艶さとは違った明るさで作品をアピールした。
海外作品初出演となった松坂は「最初は美しい貴婦人役のはずが、脚本が変わり性転換した役になったときは驚いたけど、愛のために自分を変えるというテーマの本質に迫っているのでよかったと思う。五感に響く作品になった」と自信を見せた。5月14日よりロードショー。
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