角川グループ、韓国最大手の映画会社と事業提携
2005年3月15日 12:00
角川大映映画の設立(現在の角川映画)や日本ヘラルド映画の買収、ハリウッドメジャー、ドリームワークスSKGとのパートナーシップ締結など、映画関連ビジネスでの発展が目覚しい角川グループ(角川ホールディングス)が、今度は韓国最大手の映画製作・配給・興行会社であるCJエンタテインメントと事業提携することを発表した。
CJエンタテインメントは、韓国では空前の大ヒットを記録したイ・ビョンホン主演の「JSA」、ソン・ガンホ主演の「殺人の追憶」といった作品の製作・配給や、韓国最大級のシネマプレックスCJ CGVの経営を行なっている他、ドリームワークス作品の韓国、香港、中国での配給権を持っている。
今回、角川は自らのグループが著作権を持つコンテンツ(小説、コミックス、映画、TVドラマなど)をCJエンタテインメントとともに映画化し、日韓両国で公開する映画作品の共同出資、共同製作の他、それぞれの地域における両者作品の配給相互支援、映画関連書籍の出版事業支援など様々な形での事業提携をしていくという。現在、両社の事業提携第一弾として「着信アリ3」の共同製作が予定されている。
「JSA」 配信中!
シネマ映画.comで今すぐ見る