アルモドバル監督、スペインのアカデミーを脱会
2005年2月15日 12:00
「オール・アバウト・マイ・マザー」「トーク・トゥ・ハー」で知られるペドロ・アルモドバル監督が、7日、母国スペインのアカデミー賞ゴヤ賞の投票制度が不服であるとして、弟でプロデューサーのアグスティン・アルモドバルとともに、昨年12月にスペイン映画芸術科学アカデミーを脱会したと発表した。
アルモドバル監督は、各賞のノミネート作品選定において投票資格に制限が設けられていることや、全体の投票者数が明らかにされないことに反発を表明。改正の動きによって、再びアカデミーに戻る意思があることも明らかにした。
アルモドバル監督が退会したのはゴヤ賞のノミネート作品発表後だが、「いくつ受賞するかが問題ではない。我々はすでにたくさんの賞を受けている」とコメント。昨年のゴヤ賞は、自身の新作「バッド・エデュケーション」が4部門のノミネートで無冠。一方、アレハンドロ・アメナーバル監督の「海を飛ぶ夢」は最多14部門で受賞。「海を飛ぶ夢」は今年の米アカデミー外国語映画賞にもノミネートされている。
ちなみに、アルモドバル監督の次回作はペネロペ・クルス主演の「Volver」。祖母、母、孫娘の3世代の女性を主人公にした物語で、6月に撮影開始予定だ。
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