「Mr.インクレディブル」のおかげで作り直しとなる映画
2005年1月4日 12:00
7月1日の全米公開予定に向けて順調に製作されていたアメコミ超大作「ファンタスティック・フォー」が、突如、大幅に作り変えられることになったらしい。関係者によると、その原因は現在大ヒット中のCGアニメ作品「Mr.インクレディブル」だという。「ファンタスティック・フォー」は、その名の通り4人の超能力者が活躍するアクション映画だが、肉体がゴムのように伸縮するミスター・ファンタスティックについては、製作費を抑えるために、活躍の場面を少なくしていたという。しかし、「Mr.インクレディブル」では、同種の伸縮能力を持つインクレディブル夫人がその能力をふんだんに使って観客を魅了してしまっているため、「ファンタスティック・フォー」の製作陣も、ゴム人間ミスター・ファンタスティックの見せ場を作る必要があると判断したもようだ。後半のアクションシーンすべてが大幅に変更となり、2000万ドル(約22億円)の追加予算が費やされるという。