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「イノセンス」がアカデミー賞アニメ部門対象作品に

2004年11月9日 12:00

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米映画芸術科学アカデミーは4日、第77回アカデミー賞長編アニメーション部門に出品資格のある作品を発表した。先週末、全米で爆発的なオープニングを記録したピクサー&ディズニーの「Mr.インクレディブル」を始め、ドリームワークスの「シュレック2」と「シャーク・テイル」、ワーナーの「ポーラー・エクスプレス」など有資格作品は合計11本で、日本からは押井守監督の「イノセンス」がエントリーしている。
対象に選ばれた11作品は以下の通り。
「Clifford's Really Big Movie」
「Disney's Teacher's Pet」
「Home on the Range」
「The Legend of Buddha」
「Sky Blue」
「The SpongeBob SquarePants Movie」
この中から正式にノミネートされるのはわずか3本。限定公開の「イノセンス」にとっては狭き門となりそうだ。
アカデミー賞長編アニメーション部門へ出品するためには、70分以上の長編で、映画の中の75%以上がアニメーション(セル、ストップモーション、CG、粘土、人形、ピクセル、切り絵のいずれか)で占められており、その年の12月31日までにロサンゼルスで劇場公開されている必要がある。
注目の「チーム・アメリカ/ワールドポリス」は残念ながら落選。その理由としてアカデミーは「人形による実写映画としてとらえられたため、選外とした」と説明している。「チーム・アメリカ」は、他部門に関しては資格を有したままで、実写部門への可能性はまだ残されている。アカデミー賞ノミネートの発表は05年1月25日、授賞式は2月27日に開催される予定。

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