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角川映画の金字塔、「戦国自衛隊」が25年ぶりにリメイク

2004年9月28日 12:00

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発表された宣伝用イメージボード
発表された宣伝用イメージボード
半村良のSF小説を映画化し、79年に大ヒットした「戦国自衛隊」が、角川映画60周年記念作品としてリメイクされることが決定。9月21日、東京・飯田橋の角川映画にて発表会見が行われた。
今回のリメイクに至ったのは、00年に発売されたオリジナル版のDVDが、旧作としては異例の3万本というセールスを記録するなど、この作品の根強い人気が背景にあったそうだ。リメイク版「戦国自衛隊1549」(手塚昌明監督)では、自衛隊が戦国時代にタイムスリップするという設定のみを踏襲し、「亡国のイージス」「ローレライ」(ともに05年公開)と自作の映画化が続く人気作家、福井晴敏が、新たにオリジナル・ストーリーを書き下ろしている。また、メインキャストとして江口洋介鈴木京香鹿賀丈史の出演が発表された。
主な撮影は、陸上自衛隊の全面協力を得て、静岡の御殿場演習場に作られたオープンセットで行われるが、関係者の話では、有給休暇を取ってでも撮影に参加したいという現役隊員もいるそうだ。撮影は9月25日よりスタートしており、11月末クランク・アップ、来年2月の完成を目指す。公開は05年6月の予定だ。

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