「華氏911」より過激!「チーム・アメリカ」予告編が登場
2004年8月3日 12:00

本作は、「サンダーバード」や「三国志」と同じ木製の操り人形劇。「チーム・アメリカ」とは、世界平和維持を任務とする国際警察の秘密組織で、権力に飢えた独裁者がテロリストに大量破壊兵器の仲介をしていることを知った彼らは、世界を救うため困難な任務に乗り出す、というストーリーだ。予告編には、ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ジョージ・クルーニーらに加え、マイケル・ムーア、ジョージ・W・ブッシュ、ジョン・ケリー、キム・ジョンイルの名前が次々と登場。クレジットの後には「この映画を見たら、彼らは猛烈に怒り狂うだろう」と出る。クレジットはないが、オサマ・ビンラディンとおぼしき姿もある。監督はトレイ・パーカー、脚本はパーカー&ストーンとパム・ブレイディが共同であたり、登場人物の声は「サウスパーク」同様、パーカーら自身が担当する。
マイケル・ムーア監督の「華氏911」がブッシュ大統領に標的を絞っているのに対し、「チーム・アメリカ」は、ブッシュはもちろん、ジョン・ケリー候補や反戦を掲げるアメリカのリベラル派、北朝鮮までもネタにしているのに注目。さらには、ジェリー・ブラッカイマー製作のハリウッド大作も徹底的にパロディにしているという。パーカーとストーンは、99年の映画「サウスパーク/無修正映画版」でフセイン大統領(当時)を地獄に送り込み、TVシリーズ「ザッツ・マイ・ブッシュ!」ではブッシュ大統領のそっくりさんを登場させ、ブッシュ家の日常を笑いものにしていた。全米公開は10月15日。「華氏911」よりも、さらに過激であることは間違いない。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)