タランティーノ、その後の「キル・ビル」を企画中
2004年4月13日 12:00
※この記事には、ネタバレが含まれています。ご注意ください※
「キル・ビルVol.2」の公開を間近に控えたクエンティン・タランティーノ監督が、あちこちのインタビューで「キル・ビル」のスピンオフのアイデアを明かしている。エンターテインメント・ウィークリー誌に語ったところでは、「キル・ビルVol.3」を15年後に製作すると宣言。主人公は、「キル・ビル」でブライドに殺されたバニータ・グリーン(ビビカ・A・フォックス)の娘ニッキー。ビルの遺産を受け継いだソフィー(ジュリー・ドレフュス)に育てられ20歳をむかえた彼女が、ザ・ブライドに復讐するという物語だとか。冗談のようだが、「今のうちに、いくつかのシーンを撮影しておこうと思うんだ」と言っているところを見ると、かなり本気のようだ。また、ビルの半生を描くアニメ版「キル・ビル」の企画も進行中で、タランティーノ自身は脚本とプロデュースを手がける予定。服部半蔵やパイ・メイなどの出会いを経て、ビルがいかにして冷酷な殺し屋になったかを描くストーリーになるという。ちなみに、タランティーノ監督の次回作は、盟友ロバート・ロドリゲス監督が手がけるフランク・ミラーのコミックノベルの映画化「シン・シティ」で、1エピソードを演出する予定。