トム・クルーズとスピルバーグが「宇宙戦争」をリメイク

トム・クルーズが2年前から企画していた「宇宙戦争」のリメイクを、スティーブン・スピルバーグ監督が手がけることになりそうだ。「宇宙戦争」とは、H・G・ウェルズ原作の古典で、38年にオーソン・ウェルズがラジオドラマとして放送したことでも知られている。「火星人が地球に攻めてきた」という内容をリスナーが事実と勘違いし、全米でパニックが起きたのは有名な話。その後「宇宙戦争」は、「地球最後の日」のジョージ・パルによって53年に映画化されている。

トム・クルーズとスピルバーグ監督は「マイノリティ・リポート」で一緒に仕事をしており、「ゴースト・ソルジャー」などの待機作が控えている。現在、ジョシュ・フリードマン（「チェーン・リアクション」）が執筆した脚本を、デビッド・コープ（「ジュラシック・パーク」「パニック・ルーム」）がリライトしており、05年の撮影開始を見込んでいる。