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歌謡曲は貴重な財産。「昭和歌謡大全集」篠原監督インタビュー

2003年11月4日 12:00

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篠原哲雄監督
篠原哲雄監督
村上龍がおばさん6人と少年6人による殺し合いを描き、94年、「週刊プレイボーイ」で連載開始と同時に物議を醸した「昭和歌謡大全集」。その映画化を手がけたのは「月とキャベツ」「はつ恋」など、しっとりした作風で知られる篠原哲雄監督だ。村上龍本人が「文句なく、自分の小説の映画化作品の中で一番」と言い切る本作には、松田龍平樋口可南子岸本加世子原田芳雄など個性的な面々が揃っている。「今回は、ほぼベストなキャスティングが出来ました」と語るのは篠原監督。「女の人たちは恐ろしいくらいはじけた6人でしたね。話題がどんどん飛び交う、飛び交う。怖くて入っていけない(笑)。逆に男の子たちは、淡々とお互いを探り合っていて。決して自分を見せないわけじゃないんだけど、みんな照れてるっていうか。今どきの男の子って感じでしたね」
どんどん過激さを増していくこの“戦争”を彩るのは、タイトルにもある昭和の歌謡曲たち。ピンキーとキラーズの「恋の季節」、三波春夫の「チャンチキおけさ」、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。次々と登場する歌謡曲の歌詞は映画の展開と絶妙にシンクロし、登場人物の心情を雄弁に語る。「確かに知ってはいましたけど、改めて聴き直すとすごく良い歌ばかり。昭和歌謡って貴重な財産なんだなって実感しました」
本作は11月8日より、シネ・アミューズ、シネマミラノ他にて公開される。

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