シンガーソングライターのエリオット・スミスが自殺
2003年10月28日 12:00
10月21日、シンガーソングライターのエリオット・スミスが自殺した。34歳だった。警察によれば、21日、ロサンゼルスのシルバーレイクにある自宅のアパートで自分の胸を刺しているスミスを同棲中の女性が発見。地元の病院に運ばれたが、約1時間後に死亡したという。
エリオット・スミスは94年にデビューアルバムを発表。00年までに計5枚のソロアルバムを出した。97年には「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のサウンドトラックに収録された「ミス・ミザリー」が大ヒット、アカデミー賞にもノミネートされるなど、音楽面で成功を収めたその一方で、キャリアを通して薬物とアルコールの依存症と闘っており、その悲観的な歌から「もっとも不幸な男」と呼ばれることもあった。