ピーター・ジャクソン監督、「キングコング」でボロ儲け
2003年8月19日 12:00

「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督が、ユニバーサル・スタジオと超高額契約を結んだ。次回作「キングコング」の脚本料・監督料として、なんと2000万ドル(約24億円)を受けとることになったのである。この中から、脚本を共同で執筆するフラン・ウォルシュとフィリッパ・ボウエン(ともに「ロード・オブ・ザ・リング」3部作を担当)にギャラが支払われることになっているが、それでもジャクソン監督の手元には相当額が残る。さらに、興行収入の20パーセントをボーナスとして受け取る条件になっており、1億ドルのヒットなら2000万ドル(約24億円)、2億ドルの大ヒットなら4000万ドル(約48億円)も転がり込む計算になる。メル・ギブソン、ジュリア・ロバーツなどのトップスターならともかく、映画監督でここまで有利な契約を結んだ例はほとんどない。
ジャクソン監督の「キングコング」のリメイク企画は、97年に一度頓挫している。「さまよう魂たち」(96)を完成させたジャクソン監督は、次回作として「キングコング」に意欲を燃やすが、「マイティー・ジョー」(98)や「GODZILLA/ゴジラ」(98)と競合するという理由から、製作は打ち切られた。ちなみに当時の契約では、ジャクソン監督のギャラは650万ドル(約7億8000万円)だった。
ちなみに、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の最終章「王の帰還」の極秘試写が先週製作元のニューライン・シネマで行われた。VFXはまだ未完成で、しかも上映時間4時間というロングバージョンだが、かなりエモーショナルな作品に仕上がっているという。ニューラインの重役たちは、念願のアカデミー賞獲りに自信を深めたようだ。全米公開は12月17日。
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