若き日のレクター博士が映画に?
2003年5月20日 12:00

「レッド・ドラゴン」で完結したかと思われたハンニバル・レクター・シリーズに、続編企画が進行中だ。若き日のハンニバル・レクターを描く「The Lecter Variation: The Story of Young Hannibal Lecter」がそれで、脚本を執筆しているのは原作者のトマス・ハリス自身。プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスによると、12歳、16歳、20歳、25歳と、違った時代のレクター博士を演じるために、4人の役者が必要になるという。リトアニアの豊かな家庭に生まれたハンニバルが、戦争によって富と両親を失い、妹と2人で取り残される子供時代から、その後パリを経て、やがてアメリカに渡るまでを描くという。ちなみに、タイトルの「The Lecter Variation」は、「ハンニバル」本編の冒頭でも流れていたバッハのゴルトベルク変奏曲に由来しているのだとか。
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