マイケル・ムーア、新作でブッシュとビンラディンの癒着を暴く
2003年4月1日 12:00
ブッシュ批判を展開したアカデミー賞受賞スピーチで物議を醸しているドキュメンタリー作家マイケル・ムーアが、「ボウリング・フォー・コロンバイン」に続く新作の内容を明らかにした。「Fahrenheit 911」と名付けられた新作ドキュメンタリーのテーマは、ずばりブッシュ親子。9・11の同時多発テロ以降、過激な対外政策に出たブッシュ政権に疑問を抱いたムーアはリサーチを開始し、ブッシュの父親、パパ・ブッシュとオサマ・ビンラディンの父親モハメド・ビンラディンがビジネス関係にあったことを突き止めたという。「まだ疑問点がたくさんあるが、それについても映画のなかで答えを見つけていきたい」と抱負を語るムーア。ちなみにこのドキュメンタリーを製作するのは、メル・ギブソンの製作会社アイコン・プロダクションだ。ムーアは公開を「04年の大統領選挙に間に合わせたい」としている。