北朝鮮の抗議もどこ吹く風。「007」監督とボンド・ガール来日
2003年1月28日 12:00

誕生40周年、通算20作品目の記念作品となる007シリーズ最新作「007/ダイ・アナザー・デイ」。本作で“ボンド・ガール”を演じたハル・ベリーとロザムンド・パイク、さらに監督のリー・タマホリが来日し、1月28日、パークタワーホール(東京・新宿)にて来日記者会見を行った。
アメリカをはじめ、世界各国でヒットしている本作だが、こと東アジアに関しては、北朝鮮の抗議声明や韓国での上映中止運動など、なにかとキナ臭い話題が多い。これについて監督は「どの国を舞台にするか、はじめから決まっていたわけではありません。ボンドを14カ月も監禁と拷問させる場合、皆さんがリアルだと感じられる国は限られてきます。現在だと北朝鮮やミャンマーぐらいでしょうか。今でも北朝鮮を舞台にしてよかったと思っています」とコメント。またもや物議を醸しそうな予感だ。続いてハル・ベリーは、“アカデミー賞受賞”と“ボンド・ガール”という女優にとって最高の名誉を手に入れたことについて尋ねられ、「ファンタスティック! の一言です。ボンド・ガールは美しいだけでなく“強い”。そこに魅力を感じます。オスカーに関しては、それを受賞するためにはどうしたらいいか、ということを考えなかったのが結果につながったと思います」と控えめにコメント。また、本作で映画デビューを飾ったロザムンド・パイクは「自分がボンド・ガールを演じるとは思ってもみませんでした。私の人生を全く変えてくれた出来事でした」と喜びを隠せない表情で語った。「007/ダイ・アナザー・デイ」は3月8日より公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)