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今日はいたって“ノーマル”。リチャード・ギア来日

2002年9月24日 12:00

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ロマンス・グレーがやっぱりダンディ
ロマンス・グレーがやっぱりダンディ
危険な情事」「幸福の条件」のエイドリアン・ライン監督の新作にして、大胆な性描写で話題の官能ドラマ「運命の女」。本作のプロモーションのため主演のリチャード・ギアが9年ぶり6度目となる来日を果たし、24日、パークタワーホール(東京・新宿)にて来日記者会見を行った。
会見の冒頭、本作の役作りのポイントについて尋ねられた彼は「この作品の主人公はとってもノーマルな男性なんだ。この“ノーマル”というのがとても難しい。特徴がないということだからね。だからこそ繊細に、そして注意深く役作りをしたよ」とコメント。続けて「映画を撮っている場所は自宅からとても近いところでね。そこである時、撮影用の衣裳のまま自宅にランチを食べに帰ったんだ。すると妻に『今日のあなたはとてもノーマルね』って言われたんだ。監督はとても喜んでいたよ」と裏話を披露。いつもアウトサイダーな役を演じることが多かった彼にとって、この“ノーマル”な役は俳優としての新たな可能性を提示する、よいきっかけとなったのかもしれない。
また、記者に男の憧れ“ダンディズム”について尋ねられると「20年前はそうだったかもしれないけど、今はもうそんなことはないよ。もう革ジャンも無いし(笑)。あの頃は革ジャンの襟をピンと立てる必要があったけどね(笑)」とコメントし、会場の笑いを誘った。「運命の女」は2003年1月、全国東宝洋画系にてロードショー。
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