ディズニー、「トイ・ストーリー」から「シュレック」に乗り換え?
2002年9月10日 12:00
ディズニーは、昨年、ライバルであるドリームワークスの配給により、大ヒットを記録したフルCGアニメ「シュレック」を製作したバンガード・フィルムズと、最高4本の映画を製作する契約を交わした。バンガードのプロデューサーであるジョン・ウィリアムズは、「これらの作品は、製作プロセスを簡略化することにより、これまでの相場の約半分となる3500~4000万ドル(約42~48億円)で製作する」と語っている。ディズニーとバンガードは、第2次大戦中に英空軍が任務に使った伝書鳩のストーリーを映画化する計画をすでに準備しており、順調に行けば2004年に公開されることになる。一方で、「トイ・ストーリー」以来、「バグズ・ライフ」「トイ・ストーリー2」「モンスターズ・インク」と、これまでディズニーにおけるCGアニメの大ヒット作を次々に製作してきたピクサーは、2005年までにあと3作をディズニーの下で製作する契約が残っているが、このノルマをクリアすれば、その後の作品では自由にスタジオを選ぶことができる。結局、誰が得するかは神のみぞ知るということだ。
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