災難続きの「ドン・キホーテ」、ギリアム監督の超ウラ技が!
2002年8月13日 12:00
98年の「ラスベガスをやっつけろ」以降、しばらく劇場映画から遠ざかっていたテリー・ギリアム監督。久々の新作と意気込んでいたジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール主演の「ドン・キホーテ」は、様々な災難に見舞われて頓挫している。いったん撮影は始まったものの、NATO基地近くのロケでは、F16機の騒音に妨害され撮影中断。更に、ドン・キホーテ役のロシュフォールが病気のためパリの自宅に戻ることなりまたもや中断となり、挙げ句の果てには、セットのほとんどが激しい嵐で崩壊してしまったのである。この「地獄の黙示録」を彷彿とさせるトラブルにもめげず、現在ギリアム監督は、撮影続行に必要な4000万ドル(46億円)を捻出しようと奔走中である。ギリアム監督の秘策は、同作の製作過程を記録したドキュメンタリー映画を公開し、その収益を製作費に充てるというもの。「ロスト・イン・ラマンチャ」と名付けられたドキュメンタリー映画は、実はヨーロッパの一部地域ですでに上映が開始されている。それにしても、完成もしていない映画のドキュメンタリー映画が上映されるというのは、きわめて異例のケースである。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
WEAPONS ウェポンズ
【問題】子ども17人が同時に行方不明に…このヒミツ知りたい? ネタバレ厳禁考察ミステリー緊急公開
提供:ワーナー・ブラザース映画
かっこよすぎだろ
ビジュアルもアクションも友情も絆も主題歌も、すべてクリティカルヒットしました
提供:ワーナー・ブラザース映画
昼、母親。夜、ドラッグの売人。
【衝撃の感動作】大切な人のためならどこまでも頑張れる。たとえそれが、どんなに危険なことでも。
提供:松竹
ズートピア2
【待望の最新作がもうすぐ公開!!】でも「1」を観た人、意外と少ない…なんてもったいない!!!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI