平山監督が「芸達者な出演者との試行錯誤が楽しい」と語れば、「他人と交わることで思いもよらないことが出てくるから、役への準備は特にしない」と
長塚京三が返す。終始リラックスしたムードで行われた挨拶の様子や、「『
笑う蛙』というタイトルは、撮影の打上げの際に公募して決まったんです」(平山監督)というエピソードからも、現場の自由な雰囲気、チームワークの良さがうかがえた。ちなみに命名者は、黒いドレスで観客を魅了した
大塚寧々。曰く「お箸の紙に書いて出したのに、決まるとは思わなかった(笑)」そうだ。「
笑う蛙」は、7月6日より新宿武蔵野館ほかにて公開される。