第14回東京国際映画祭、無事に閉幕
2001年11月6日 12:00
渋谷のBunkamuraをメイン会場に、10月27日から9日間にわたって開催された第14回東京国際映画祭が11月4日、閉幕した。米同時多発テロの影響でキャメロン・ディアスを始めとするセレブリティが相次いで来日を中止したが、クロージング作品の「アトランティス/失われた帝国」の舞台挨拶にはロイ・ディズニーが出席するなど、“日本最大の映画祭”は今年も話題に事欠かないイベントとなった。
なお、コンペティション部門における東京グランプリに選ばれたのは、ジェルジ・ジュバニ監督の「スローガン」。70年代後半のアルバニアを描いた本作は、グランプリの他に最優秀監督賞、最優秀主演女優賞の3部門を受賞。主演男優のアルツゥル・ゴリシュティは「この賞は大きな喜びだが、私にとっての一番の賞は、この映画祭に参加できたこと。この賞は私の国、アルバニアの人々に贈りたい」と喜びを語った。コンペティション受賞結果は以下の通り。なお、作品の詳細は東京国際映画祭オフィシャルサイトをご参照ください。
東京グランプリ
「スローガン」(ジェルジ・ジュバニ監督)
審査員特別賞
「月の光の下に」(レザ・ミル=キャリミ監督)
最優秀監督賞
レザ・ミル=キャリミ/「月の光の下に」
ジェルジ・ジュバニ/「スローガン」
最優秀脚本賞
最優秀主演女優賞
ルイザ・ジュヴァニ/「スローガン」
最優秀主演男優賞
アンドリュー・ハワード/「殺し屋の掟」
最優秀芸術貢献賞
「春の日は過ぎゆく」
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