タランティーノ、本格始動!
2001年10月16日 12:00
先週末、香港映画「Iron Monkey」(日本では「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー」として93年に公開済み)が全米で公開された。これに先駆け、同作のアメリカ公開に一役買ったとされるクエンティン・タランティーノ監督がマスコミの取材を受けた。彼は、「ジャッキー・ブラウン」からの4年間で、ユマ・サーマン主演の復讐劇「Kill Bill」と第2次世界大戦をテーマにした「Inglorious Bastards」の2本の脚本を完成させたことを明らかにした。同作でサーマンは「死亡遊技」でブルース・リーが着た黄色のスーツを身に纏うらしい。ユマ・サーマンのアクション指導には、「Iron Monkey」の監督で「マトリックス」の武術監督を担当したユアン・ウーピンの名前が挙がっており、ルーシー・リュー、千葉真一、そして、ウーピン本人の出演も本格的に決定しそうだ。タランティーノは、ユマ・サーマンの出産&子育てが一段落する来年6月頃に撮影を開始する予定で、日本を含む世界各地でロケをするということだ。