テロ事件以降、映画界は「不適切」な作品の公開延期や脚本変更などに追われているが、すでに撮影した映画の中にワールド・トレード・センターが映っている場合は、そのショットを編集でカットすることによって対応している。すでにベン・スティラー主演のコメディ「Zoolander」や、アル・パチーノ主演作「People I Know」、ロマンティック・コメディの「セレンディピティ」などからは、ワールド・トレード・センターのショットが消えている。また、年末公開の豪華リメイク「オーシャンズ11」からは、大金をかけたカジノの爆破シーンがカットされることになった。