俳優組合のストライキも、めでたく回避!
2001年7月10日 12:00
全米俳優組合のストライキが回避されることになった。俳優組合(SAGとAFTRA)は、俳優の賃金アップや労働条件の向上を求め、5月15日からプロデューサー側(AMPTP)と交渉を続けてきた。期限の6月30日を過ぎた時点で、合意が近いことから俳優側はストライキを自粛。交渉を続けた結果、7月3日、ついに3年間の暫定契約にこぎ着けた。俳優の最低賃金が3.5%アップし、ケーブルテレビ、インターネットなどの二次使用からも利益を得ることができるようになった。健康保険などの労働条件も向上し、俳優側にとっては納得のいく結果となった。この合意によって、テレビや映画製作がストップするという最悪の事態は避けられた。