広末は不参加。ベッソン3部作記者会見
2001年7月10日 12:00

7月9日(月)、リュック・ベッソンが設立した映画製作会社「ヨーロッパ・コープ」の3作品、「YAMAKASI」「キス・オブ・ザ・ドラゴン」「WASABI」の記者会見が帝国ホテル(東京・日比谷)で行われた。当日は3作品全てのプロデュースを手がけるベッソン以下、「YAMAKASI」に出演したチョウ・ベル・ディン&ウイリアム・ベル、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の主役ジェット・リー&ブリジット・フォンダが来日し、記者会見に参加した。
会見はまずベッソンが1人で登場し、「ヨーロッパ・コープ」設立の経緯を語った。続いて登場したのは、パリで実際に活動するストリート・パフォーマンス集団YAMAKASIのメンバー、チョウ・ベル・ディン&ウィリアム・ベル兄弟。2人は舞台脇の天井付近から大ジャンプで颯爽と登場、「YAMAKASI」という言葉の由来や、自分たちのアクションがケーブルやCGを使ったトリック撮影ではなく、生まれながらにして備わった能力であると語った。2人がバック転に大ジャンプで会場を去った後、会場に登場したのは「キス・オブ・ザ・ドラゴン」の主演2人、ジェット・リー&ブリジット・フォンダ。「ベッソンから多くの知識を学ぶことが出来た」と語るジェット・リーに対し、ベッソンは「重要なのは自分が尊重する人達と共に映画を撮ること」と語った。一方、ブリジット・フォンダは「ベッソンの描く女性像に興味があった」と撮影に参加した背景を披露。思えば彼女はベッソン監督作品「ニキータ」のハリウッドリメイク版「アサシン」にも出演した過去を持つ。彼女の「ベッソン作品ということで、脚本も読まずに出演を決めた」という発言にも納得である。だが、「WASABI」の主演女優であり、最近何かとお騒がせの広末涼子は会見に不参加。集まった大勢の報道陣はあてが外れたかもしれない。
「YAMAKASI」は9月下旬、「キス・オブ・ザ・ドラゴン」は初秋、「WASABI」は来春公開予定。
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