ベルリン映画祭、グランプリが発表!
2001年2月20日 12:00
2月7日から18日まで開催されていた第51回ベルリン国際映画祭の受賞者と受賞作品が発表された。グランプリに当たる金熊賞に選ばれたのは、大胆な性描写で論議を呼んだパトリス・シェロー監督の「Intimacy」。 銀熊賞の主演女優賞は、同作品に出演したケリー・フォックス。主演男優賞は、スティーブン・スダーバーグ監督の「トラフィック」で本年度のオスカーにもノミネートされているベニチオ・デル・トロに決まった。日本勢も大健闘した。まず、特別招待作品として「日本の黒い夏─寃罪」を上映した熊井啓監督が、特別功労賞に当たるベルリナーレ・カメラ賞を受賞、小沼勝監督の「NAGISA/なぎさ」がドイツ児童映画グランプリ、新藤兼人監督の孫である新藤風監督の「LOVE/JUICE」がウォルフガング・シュタウテ賞を受賞した。主な結果は以下の通り。
金熊賞(グランプリ)
「Intimacy」(フランス)
銀熊賞(審査員特別賞)
「Beijing Bicycle」(中国)
銀熊賞(監督賞)
林正盛/「Betelnut Beauty」(台湾)
銀熊賞(主演男優賞)
ベニチオ・デル・トロ/「トラフィック」(アメリカ)
銀熊賞(主演女優賞)
ケリー・フォックス/「Intimacy」(フランス)
銀熊賞(審査員賞)
「Italian for Beginners」(デンマーク)
アルフレート・バウアー賞
(新人監督賞)
ルクレシア・マルテル
/「沼地という名の町」(アルゼンチン)
ブルー・エンジェル賞
「Intimacy」(フランス)
ベルリナーレ・カメラ賞
(特別功労賞)
ドイツ児童映画グランプリ
「NAGISA/なぎさ」(日本)
ウォルフガング・シュタウテ賞
(新人作品賞)
「LOVE/JUICE」(日本)
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