土産は厚底靴!「ファストフード・ファストウーマン」主演女優が来日
2000年11月21日 12:00

2001年正月に公開を控えたラブ・コメディ「ファストフード・ファストウーマン」の主演女優アンナ・トムソンが初来日。11月15日エクセルホテル東急にて記者会見が行われた。本年度のカンヌ映画祭で「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のビョークと最後まで最優秀女優賞を争ったという彼女。日本ではあまりその名を知られていないが、実は「許されざる者」「ウォール街」など数多くの名作に出演している名バイプレイヤーでもある。本作はイスラエル出身のインディペンデント映画界の雄、アモス・コレック監督との3本目のコラボレーション。「(監督とは)友人でも恋人でもない不思議な関係。私たちが出会った時、彼は当時どこにでもいるような女優だった私のために脚本を書いてくれて、その役を他の女優には絶対譲らなかった。だから彼にはいろんな意味で恩があるの」ということで、「人に面白がられる要素なんて全然ないのに」と尻込みしていたコメディへの出演にもOKした。「でも結果的にいい映画ができたから今はハッピーだけど」
また「ファッションは自己表現を芸術として見せること」とファッションにも独自の哲学を持つ彼女、会見では華奢な体によく似合う淡いピンクのドレスを着て独特の雰囲気を醸していたのだが、実は日本の“コギャル”ファッションにとても興味があり、わざわざ今回の宿泊先に渋谷を指定したほどだと言う。「超厚底靴を買って、次の作品でぜったい履くのよ!」と息巻くアンナの元に本物の“コギャル”が登場し花束を贈呈、パラパラを実技指導する一場面もあった。
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