せっかくの設定を活かしきれていない
2025年劇場鑑賞18本目。
エンドロール後無し。
突然婚約者を事故で失って心のバランスが崩れた主人公がどう整理をつけるかという話なのですが、途中で知り合う奥さんを亡くした岡田義徳演じる男性が亡くなった人に会える方法を教えてもらうというのが中盤までの展開で、おっこれは面白い方向に進んでいきそうだぞ、と思ったのですがそうでもなくてもったいないなぁ、と思いました。後、ちょっとだけ引きの画が多く... 続きを見る
心がしんどい人は観ても元気にはならないかも知れないし、なるかも知れない
双極性障害になりやすい10代後半に発症して
それとはあまり関係無いけど父親と娘はギクシャクしてて
治療続けたら電話でなら日常会話できるまでになりました
普通の家族の話、在日コリアンが帰化する話、
双極性障害の話、父娘の話、コロナ禍の話(?)
いろんな話が混ざり合っているけれど
それぞれが伏線になってる訳じゃなくて
伝えたかったのは
特効薬はない、時間が解決するって事なのかな
日本で生まれ... 続きを見る
奈月セナさんに翻弄され続けた
これまでも何度か映像化されてきた谷崎潤一郎の「痴人の愛」をモチーフに井土紀州監督が映画化した。思えば井土監督の前作「卍」も谷崎の原作で、脚本も今作と同じ小谷香織さんだった。
内容は原作から大きく離れた現代版。
潔いと思う。
「赤目四十八瀧心中未遂」「キャタピラー」の名優・大西信満さんが演じたのは歳をとり過ぎた脚本家志望の男・譲治。バツイチもやむを得ないダメダメな譲治にシンパシーを感じた。... 続きを見る
キャラクターにしても、ストーリーにしても、アクションにしても、何かと「勿体なさ」を感じてしまう
圧政に苦しむ民衆のために立ち上がる兵衛の姿は格好いいのだが、命を捨ててまで権力に歯向かおうとする理由なり、過去の経緯なりが説明されないので、今一つ感情移入がしにくかった。
兵衛の弟子になる才蔵も、出自や経歴が不明だし、どうして人並み外れた身体能力を持ち、現実離れした修行を1年でクリアできたのかがよく分からない。
敵同士になっても友情で結ばれている兵衛と道賢の関係性は面白いものの、兵衛が一揆を... 続きを見る
ミュージカル映画音楽部門最高傑作
ミュージカル映画というのは退屈で面白くないものというイメージをひっくり返す。圧倒的音楽のクォリティ。是非劇場で音響設備の良い環境で観てほしい。
この映画を見る前まではミュージカル映画というのは一曲いい曲があればいいかなという認識で見ていた。ミュージカル映画に含めていいのかは分からないが、例えばディズニーのアナと雪の女王はLet it go、ララランドはsome one in the g... 続きを見る
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