孤独、絶望。信頼できる大人がいてくれたら。
実話ベースであり、観ていてしんどい映画であることは予想どおりだった。
壊滅的な親子関係と生育環境の中にいる主人公。そこから救うのに必要なのは、一刻も早く母親から完全に引き離すことと、信頼できる大人の存在であったと思う。
ストーリーは大きく分けて、それが叶うと思われた前半パートと、うまくいかずに冷たい現実を突き付けられる後半パートに分かれている。
印象に残ったのは、清濁併せ持つ刑事を演じた佐... 続きを見る
『命』時代遅れの人達と価値観分断と和解の物語
内容・時は幕末!所は京都!長州藩士を討つ藩命を受けた侍二人の一人が主人公。
会津藩士『高坂新左衛門(山口馬木也)』は敵風間恭一郎と切り結ぶ最中、上段に構えた直後
落雷受け百四十年後の現代にタイムスリップ。 印象的な台詞は、『会津磐梯山の様な白い握り飯。食べるのは勿体無かっ!』監督・脚本・撮影も手掛ける現農家の安田淳一だからこそ出来る台詞。生きる事=『食べる』に対する思いが詰まった場面は、そ... 続きを見る
原作読みたくなりました
お見合い的な出会いも自然な出会いも、お互いに相手に気に入られたいし、こんな人であって欲しいと考える期間は同じ。恋愛への導入では同じ感覚なんだって、改めて感じました。その人の本来の姿の表層を感じながら、結婚という契約に至る決断を考えるリアルな演技に引き込まれました。
主演のお二人も、女友達、毒母も素晴らしかったです。
ダメオもメンヘラ彼女も自然で、親父としてみてもキュンキュンでした。 続きを見る
良さが微塵たりとも分からない
※個人的感想です。
それなりの本数の鬱映画を観てきたが、これはただただ気分が悪い、食欲が低下する映画。
足の不自由な兄が自閉症の妹の身体を売って必死に生にしがみつく・・・
うーん、自分に縁がない世界の話だからだろうけど一切共感しえなかった。
あんな感じの妹の姿を見て、いくらいろんな人間がいるからって客は1時間1万で買うか?って感じた。率直にね
生活保護もらえばいいのにって思ったw 続きを見る
音楽好きなら是非。音楽と政治が混同されるとろくでもない結末にしかならない好例
今年351本目(合計1,443本目/今月(2024年10月度)2本目)。
※ (前期)今年237本目(合計1,329本目/今月(2024年6月度)37本目)。
いわゆる冷戦時代に、アメリカの政府によって「利用された」バンドが当時の共産主義国(ポーランド、チェコ等)に行く一種のドキュメンタリー映画です。フィルムも一部は残っていたのか(このことは示唆される)、いくつか当時の映像であろう点もあ... 続きを見る
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