十一人目仲野太賀の殺陣が熱い
ポスターのビジュアルから伝わってくるのは「七人の侍」への熱烈なオマージュで話は和製「スーサイドスクワッド」。大好きな白石和彌監督が「仁義なき戦い」の脚本家・笠原和夫のプロットを映画化したと聞いて期待値が上がりすぎないように用心していた。前作の「碁盤斬り」がちょっと肩透かしだったのだけれど最後に無理やり殺陣シーンを設けたのもこの企画の前哨戦、時代劇予行演習なんだろうと納得していたのである。千葉... 続きを見る
誰もが痛快な虚を見たいがそれだけでは成立させてくれない現代よ
名作「ピンポン」でデビューした曽利文彦は1964年生まれで1973年から始まったNHKの人形劇「新八犬伝」は小学校3~6年のドンピシャ世代なのだろう。「ゴジラ-1.0」の山崎貴も同世代でやはりこれをやりたかったと語っており辻村ジュサブローのワイヤーもろばれ人形劇ファンタジーを最新VFXでどう見せてくれるのかが最大の関心事であった。そして予告編にも使われている伏姫の着物を咥えて引っ張るモフモフ... 続きを見る
見せ方や展開に工夫が無い、退屈なパニック映画
劇場公開が2008年なので地球温暖化論が一般的に話題にされるようになった頃で、そうした環境破壊に対する警告みたいなテーマで一本やりたかったんでしょう。気持ちは分かります(笑)。
植物は動けないから人類の森林伐採(自然破壊)から身を護るために毒素を作り出して人類を死に追いやろうとする。生物が体内に毒素を持つのは自己防衛のためですから、そうした観点なら決して荒唐無稽と言うほどあり得ない話でもな... 続きを見る
出演者豪華。面白かった。
オムニバスで、でも繋がりがあるのが隠されています。
作品のコンセプトは第4編に文字で出てきます。
芸達者な演者さんが、作っているのでしょうけど作っていない感じがすごく良いです(第3編の今田さんや森さんは逆に普段見られないキャラでしたが)。
特に女優さんがもともと好きな人たちばかりで、それが一遍に観られてお得な作品でした。
私は特に広瀬すずさんのファンですが、大人になって屈折した役もやる... 続きを見る
純朴故に信じて疑わないチサへの憧れ
漫画の実写化でしたか~
大きな問題と細かな展開が隙間なく登場することで視聴者を飽きさせないこの作品。
見ごたえ十分で、この型こそが日本人にとって鉄板なのかもしれないと感じた。
純粋な心に付けられた深い傷
親と子という切っても切れない関係についた大きな傷
そのままでは一生その傷を見ながら生きていくことになる。
この物語は、次の展開がわかりそうで、でもそれを端然とかわして、それでいて想像した着地... 続きを見る
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