あほは生きる力にしみじみ
原作未読。
虐殺器官に続き鑑賞。
好みで言えばこちらの方が良かった。
映像的にはザッツ4℃を感じる。
虐殺の、真面目につきつめるほどナルシスト感がマシマシな雰囲気にちょっとヤバさを感じていたが、こちらを見てますますナイーブさを噛みしめる。
ただし原作を読んで同じ印象を受けるかどうかは虐殺同様謎だろう。
究極に平和でヘルシーな世界とは欲望の葛藤がなく、ゆえに意識も個も存在しない世界だとい... 続きを見る
【”テロにはテロを・・。”今作は、ミュンヘン五輪でのパレスチナ過激派によるイスラエル選手団殺害に対し、モサドがパレスチナ幹部を標的に報復していく様を恐ろしきも哀しきトーンで描いた作品である。】
■ミュンヘン・オリンピックでパレスチナゲリラ“黒い九月”がイスラエル選手団を襲撃し、コーチを含め11名が殺害される。
これを受けてイスラエル諜報機関モサドは”イスラエル政府が表向きは関与しない報復部隊”を組織する。リーダーのアヴナー(エリック・バナ)は妊娠中の妻を残してヨーロッパに渡り、”自動車のプロ”スティーヴ(ダニエル・クレイグ)、“掃除屋”カール(キアラン・ハインズ)、爆弾の”プロ”... 続きを見る
【イーストウッド監督作の中でも、コミカルで明るい雰囲気を漂わせる人間味溢れる作品。今作は正に”情けは人の為ならず”ムービーであり、観ていて気持ち良き作品でもあります。】
■ブロンコ・ビリー(クリント・イーストウッド)率いる旅一座“ワイルド・ウエスト・ショー”のショーマン達は、過去に様々な辛い経験をしている人ばかり。
けれども、皆ビリーの人柄に惚れこんで、旅を共にし、芸を披露している。
そこに現れた高飛車な美女アントアネット・リリー(ソンドラ・ロック)。彼女は父親の遺産を継ぐために愛のない結婚をジョン・アーリントン(ジェフリー・ルイス)としたのだが、そのツ... 続きを見る
そこだけが残念無念!
ろう者の父母と健聴者の息子(CODA)の家族が世間の偏見と闘いながら生き抜くという現代にも通じる物語です。手話に字幕を付けるという今では当たり前の仕組みは本作から始まったのだとか。ベタな展開にも見えるのですが丁寧に撮られているので、家族の遣る瀬無さに心が揺さぶられっ放しでした。それだけにラストが! あのまま終わってはいけないのか?その作為が残念で悔しくて仕方ないのでした。 続きを見る
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