映画レビュー一覧(共感順)

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4.0ハリウッドの魂を受け継ぐスペクタクル・アクション

『ベン・ハー』や『十戒』等、古代ローマやギリシアを舞台とする多くの作品は、ハリウッドの魂を脈々と受け継ぐ、スペクタクル作品として語り継がれてきた。そして、2000年に公開されたラッセル・クロウ主演の『グラディエーター』もまた、多くのアカデミー賞を受賞した名作。その『グラディエーター』の続編を、最新のVFXを駆使し、リドリー・スコット監督が再び壮大なスペクタクル・アクション作品に仕上げている。... 続きを見る

bunmei21さんさん
2024年11月16日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

興奮

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3.0ジョーカーではなくアーサーの物語

前作のジョーカーで、これは根っこは同じだけどダークナイトとは違う世界線のジョーカーなんだと割り切っていたので、今作はジョーカーというより「アーサー」の行く末を見に行くつもりで見た。

その結果、ストーリー展開や結末があまりにも自分の予想通り過ぎてしまって、前作のようなインパクトは正直感じることができなかった。

妄想シーンを全てミュージカルにする手法がハマる人は評価が高めになると思うけど、私... 続きを見る

AZUさんさん
2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館
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4.0誠実・・踊る大捜査線チームが26年目に出した答えは《人間を描く事》

驚くほど静かに滑り出し。
「踊る大捜査線」のコミカルなイメージを覆す
シリアスドラマ・・・でした。

定年の何年か前に警察を退職した室井慎次が住む木造家屋。
郷里の秋田の山奥で畑を耕し魚を釣る。
そんな悠々自適にも見える生活には、小学低学年と高校生の2人の
里子が居る。
そこに今も終身刑の受刑者の娘(福本莉子)が飛び入りしてくる。

そして沼を跨いだ筋向かいの土地で、埋められた死体が発見され... 続きを見る

琥珀糖さんさん
2024年10月11日
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鑑賞方法:映画館
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4.5「お前はどの種類の日本人だ?」への正解を想像できるか

アレックス・ガーランド監督には「エクス・マキナ」や「アナイアレイション 全滅領域」などSFの印象が強かったので、新作が内戦を題材にしたアクションスリラーと聞いて意外に感じたものだ。だが実際に見ると、この「シビル・ウォー アメリカ最後の日」も米国の政治的社会的現状を客観的にふまえつつ、近い未来にもし内戦が勃発したらどんな戦闘や混乱が起こり得るか、それをジャーナリストが取材しようとしたらどんな行... 続きを見る

2024年10月5日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

怖い

興奮

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4.0暗黒の女神フュリオサ

前作の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前章譚となる本作。前作で、トム・ハーディ演じるマックスと共に、砦の狂気の支配者・イモータン・ジョーへの反乱を企てた、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサ。そのフュリオサの若き日の苦悩から、女戦士として目覚めていく日々を描いた本作。

カリスマ的女戦士・フュリオサを本作で演じたのが、最近の人気女優アニヤ・テイラー・ジョイ。『ザ・メニュー』や『ライト... 続きを見る

bunmei21さんさん
2024年6月1日
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怖い

単純

興奮

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4.0ポップコーン売らないでほしい

小説が原作だが、しっかりとしたショットと音響で映画になっている。

環境音が映画のキモになっており、巧みに音響設計されている。それ故、ポップコーンを食べる輩が周りにいると映画の魅力が半減する。このような映画は音響設備のよい劇場で観るべしという人が多いが、まったく逆。自宅で配信をヘッドホン付けて観るのが最良の鑑賞方法だと思う。

そもそもアメリカ人と違って日本人はポップコーンなんか滅多に食べな... 続きを見る

エリセさんさん
2024年5月26日
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鑑賞方法:映画館

怖い

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4.0私たちはどこまで寄り添うことが出来るのだろう

劇中のいつからこんな世の中になってしまったのかと言うセリフが心に響きます。
突然いなくなった幼い娘を必死になって捜す両親。
母となって母の役を演じた石原さとみの演技は、もうその枠を越えた本物の叫びのように聞こえ、絶賛に値すると思いました。
夫役の青木崇高さんも沙織里に寄り添いながらも冷静さを保ち、しかしやるせない気持ちを抱えている難しい役を見事に表現していましたね。
報道する側の数字至上主義... 続きを見る

2024年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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5.0思わずこぼれる涙。想いは永遠に続く

想像していた物とは全く違うストーリー展開でした。
それは美しくも悲しい、でも明日へ繋がる素敵な作品でした。
18年前のアミとジミーの出会いから始まる物語の映像は瑞々しさに溢れ、アミの透明感とジミーの純粋さが際立ちます。
病を隠してのアミの旅は苦しさの中にも光輝く毎日だった事でしょう。急な帰国は元気な姿でジミーと再会したいと願うアミの夢への覚悟だったのでしょうね。
映画館でのアミの涙は故郷を思... 続きを見る

2024年5月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

コメント数 0 件
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