お洒落で可愛いけれど。怖かった😭
エロイーズが自分のお家で新聞紙で作ったドレスを着て60年代の音楽バックにダンスする場面はときめきました。「クルエラ」が手直しした、ショーウィンドーのディスプレイみたいで。でもロンドンに行ってから、田舎者とか手作り服とかサイコ系とかといじめられ、一人暮らしになっても怖い夢ばかり見るし自分には合わなかったです。女が食い物にされたのが当然だった時代の恨みつらみ悲しみはどこに行ったのー?60年代はそ... 続きを見る
ラデツキー行進曲を口笛で吹くー明るく不穏
台詞の一つ一つ、映像の一つ一つが磨かれていた。美しい珠のようにそれが繋がって、ある所からロープのようにねじれていく。
ホモソーシャルでミソジニーの世界の中で、インテリ=マチズモのフィルは自分と真逆の弟の所在をしょっちゅう尋ねて気にしている。他者を威嚇しつつ他者に依存するフィルは矛盾そのものだが、自分はそこから目を逸らしている。
ウサギ、ロープからだんだんと逆転が始まる。「僕には最初から犬... 続きを見る
鬼気迫る古田新太さんが秀逸
地元の愛知が舞台ということで、気になっていた本作。重い内容とはわかっていながら、どんな展開になるのかと期待して鑑賞してきました。観終わった今も全くスッキリしないものの、間違いなく観てよかったと思える作品でした。
ストーリーは、スーパーで万引きを疑われ、店外へ逃げ出して車に轢かれて死んでしまった女子中学生の父親が、娘の死に納得がいかず、スーパーの店長や周囲の人間に執拗に詰め寄る異常行動を見せ... 続きを見る
人生はインプロビゼーション
借金を抱え、酒に溺れている写真家ユージン・スミスは、ある日アイリーンと名乗る女性から依頼を受けて熊本県へと旅立つ。そこで見た現実は想像を絶する水俣患者の姿であり、意欲をなくしていたユージンを奮い立たせた。
一枚の写真は100の声に匹敵する。妥協を知らない暗室作業によって彼の作り出される作品にはまさしく魂が込められているもので、陰影が織りなす被写体には彼の心が映し出されるのです。「真っ暗... 続きを見る
知性を持ったモブキャラ大活躍
『ナイト・ミュージアム』のショーン・レビ監督がメガホンを撮り、博物館からゲームの世界に舞台を変えて描いた、アクションゲーム・ムービー。普段、自分は殆どゲームはしないので、なかなかその世界観に入り込むことは難しかったが、ゲームの世界と現実とをリンクさせて、次から次へとハラハラさせるシーンや展開は、なかなか面白かった。
オン・ライン・ゲームの『フリー・シティー』の中で、背景の一人であるモブ・キ... 続きを見る
全878977件中、5011~5020件目を表示