得体の知れない何かを求める人生の至福と過酷さ
当代の人気役者、吉沢亮と横浜流星が歌舞伎の世界で出会うライバル同士を懸命の演技でなぞっていく。任侠の世界から生来の才能を見込まれて歌舞伎の世界に飛び込んだ喜久雄(吉沢)と、名門の跡取りである俊介(横浜)を通して、才能か?血縁か?という命題に取り組んだ物語は、そんな比較論に収まらず、各々が命懸けで挑む美の探究の果てに、何が見えるかを垣間見せて緞帳を下ろす。出自に関係なく、芸を鍛錬する者だけが目... 続きを見る
「幸運を、イーサン “Good Luck, Ethan”」【アカデミー名誉賞受賞】
2024年8月パリ五輪閉会式。
スタジアムの屋上に現れたトム・クルーズ。
50mの高さから飛び降りて五輪旗を受け取り、バイクに乗ってスタジアムからパリ市内を駆け抜け、飛行機で次回開催地ロスの空へ、スカイダイビングするとそこは“HOLLYWOOD”の丘で…
自らのスタントを条件にノーギャラで引き受けたトム・クルーズ、「インクレディブル!」と世界を驚かせたパフォーマンスは、まさに“イーサン・... 続きを見る
マンガに色を塗り動くかの如く制作したような理想的なアニメーション映画が遂に誕生。アニメに新時代到来!
これまではマンガのアニメ化というと、基本は手塚治虫の延長線上にあり、セルアニメを基調としたような2Dアニメーションとして制作されてきていました。
そんな流れに、全面にCGを駆使しながらも自然な2Dアニメーションに見える「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」で大きな変化が起こったかと思っていたら、「THE FIRST SLAM DUNK」では別の角度から進化させていて驚きました。
マンガの持ち... 続きを見る
めちゃくちゃに人を選ぶ映画です
少年少女の青臭い青春系を期待される方は、「天気の子」を待つことをオススメします。
夏と海と中学生だったら、
一夏の甘酸っぱい、だけど忘れられない不思議な体験系だと思うじゃないですか。
文字に起こすと、そうなんですけど、間違いなく
「思ってたんと違う」
ってなるので、評価に★0.5を付ける前に、一度胸に手を置いて、自分はこの映画を本当に見るべきか考え直してください。
私は、映画を見終わった後... 続きを見る
俳優・吉沢亮の代表作、ここに誕生。魂が震える、芸の一代記!
映画『国宝』を観てきました。
言葉を失うほどの余韻に包まれ、今もまだ心が震えています。
これはもう、今年度のアカデミー賞を総なめにしてもおかしくない、圧巻の一本でした👏
『悪人』『怒り』などで知られる李相日監督が、再び吉田修一の小説を映画化。
任侠の家に生まれながら、歌舞伎役者として芸の道に人生を捧げた男の激動の一代記を描いた人間ドラマです。
まず何より、吉沢亮さんの“女方”役が凄まじい... 続きを見る
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