ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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ミステリとしてはもうちょっと
映画館で一日過ごそうと決めて時間の都合で見た映画。前評判とか一切見ていませんでした。エンドロールで東野圭吾だと知ったくらい。
酷評されるほど悪くはないですし、見ている途中はこのあとどうなるんだろうとわくわくできました。
なんていうか、盛り上がりの部分が少ない。
淡々と本を読んでいる感じで、ページをめくっていたら終わっていたような。
どこが悪いんだろうという観点で思い返してみると、別に悪い所はない。
でも、じゃああそこが良かったと思い返そうとすると良い点があんまりない。
ヒスったりわめいたり、あるいは陰湿にひそひそくすくすするようなシーンで一気に冷めたからかもしれない。
最後まで新しい感覚で見れた映画
特に事前情報なくポイントでタダで見れたので見てみました!
内容的には最初からいきなり始まりそこから先も大まかな設定や筋書きはよくわからないまま、だんだんと明かされてこれはなんなのか、ゲームなのか、芝居なのか、本当に殺人事件なのか、見る側も考えながら見ていく必要があるためそういう系が苦手な人には向かない作品ですかね。なんとなくトモダチゲーム的な感じがありつつもまたそれとは違う、自分としては初めて見たジャンルというか新しい感覚で見れた映画でした。主要人物の7人しかほとんど出ておらず場所も家の中での出来事がほとんどでそれでも最後まで飽きさせない展開の作りになっています。個人的には森川葵さんの演技が好きなのでもっと森川さんの演技が見たかったなと思いました。出演者たちが若手俳優だけどもはやベテランの域の方々がほとんどなので演技もさすがでその辺りも含めて演技力は安心して見られました。裏の裏をついて、やっぱりそうなの?と思いきやさらに裏をつくような最後まで本当に楽しめて、いや、これはなんかよくわからないけどすごい映画だな!って感じで清々しくエンドロールを見ることができましたw
ま、考察する系好きな方にはぜひおすすめです!
※これはフィクションです
舞台のオーディションを、架空の舞台設定を元に行う内にその舞台の内容が実際に起こってしまうというストーリー。一先ず、あらすじ聞くだけでも映画化に不向きな作品であることは確か。いい意味で東野圭吾らしく、小説らしい作品。ん〜、何でこれを実写映画化しようと思ったのかな。映画となると気になる所が出てきちゃうじゃん。
ラストのクソっぷりは常々聞いていたので、覚悟していれば「あぁ、これ系ね」と受け止められた(受け入れられたわけじゃない)。ちゃんとクソだったけど、「君と世界が終わる日に」と比べればねぇ。これくらいへっちゃらだよ。映画オリジナルらしいのだが、原作はどんな締め方したのかめちゃくちゃ気になる。東野圭吾の作品で言えば、個人的に「犯人のいない殺人の夜」という短編集が大好き。あの作品もそうだし、先生と言えば最後にあっと驚かせるのが上手いため、そこは変えちゃいけないでしょと思うんだけどね。
岡山天音、中条あやみ、堀田真由、戸塚純貴、西野七瀬、森川葵、間宮祥太朗。それぞれ怪演の1本が直ぐに思い浮かぶ、これ以上考えられない完璧なキャスティング。なのに、演出が酷くて魅力発揮されず。飯塚監督、ココ最近一体どうしたんだ。心理描写もまるでなってないじゃないか。あと主演の重岡大毅、お前はダメだ。演技下手すぎる。「禁じられた遊び」が浮かぶんだよ...ぎゃああああああ!!思い出させるなァァァァ!!
基本的には原作に忠実なのか、おかげでワクワクするのは確か。劇団員6人+主人公の新米俳優1人という構成は、何も知らない観客(読者)に寄り添う形で分かりやすく、概ねOK。ただ、その主人公のことをいつまで経っても好きになれないのは問題あり。緊張感のある音楽やカットなんかはとても良かった。舞台っぽい作りでも、舞台には出来ないシーンがあったりして、興味深いところも多々。要素としては軒並みいいんだけど、肝心なところがどれも決まっていないから、微妙な映画になっちゃったのかな。
期待していなかったおかげで思ったより全然楽しめたし、つまんでみればGoodポイントも多かったけど、ミステリーならではの爽快感がゼロだったためこの点数に。もう1回映画化して欲しい。飯塚監督って、人間ドラマを撮る人だからなのかもしれないね。
ん~~~
東野圭吾ファンで、ほとんどすべての作品を読みました。
この作品は随分昔に読んだので、どんなストーリーだったのか完全に忘れてて、鑑賞しているうちに少しずつ思い出してきました。
そもそも、メインキャラクターになってると思われる重岡大毅の演技が、、個人的に好きでないのでそう感じてるのかもしれませんが、そこだけで評価がグンと下がってしまいました。
しかもエンディングがWESTの歌?ちょっと勘弁してくださいという思いです。
その他の俳優さんはとても良かったので、私的にはキャスティングミスだと思いました。
東野圭吾シリーズでは前回観た「沈黙のパレード」の中の北村一輝や飯尾和樹の鬼気迫る演技に感動していたので、重岡大毅の演技が余りに軽く感じてしまいました。(WESTファンの皆さん、申し訳ありません)
期待しすぎた
演劇好きだから…
東野圭吾ファンとして
普通に
おそらく
諸々ツッコミどころが…
原作未読。東野圭吾はかなり読んだのですが、「白夜行」が図抜けていて、「容疑者Xの献身」が良く、それ以外のミステリーは、うーん?となるものも多数。こちらの原作も、映画通りだとしたらうーん?かも。
そこで、無防備にドア開ける?とか、真相が分かれば納得だけども、それ以外でも、しげちゃんの隠しカメラが何でばれないの?とか、ツッコミどころが多すぎて、ミステリーとしてダメすぎる。途中インサートされる映像も意味なく視聴者をミスリードするためだけのもので、脚本と演出もひどいのでは。
どんでん返しは、まあ良いかもと思うが犯行動機も、そして、雅美を騙しちゃうのも酷すぎて納得感ない。
しげちゃんはじめ、若手の役者さんの演技は良かったです。
レビュー忘れてました
前情報なく観賞した自分がいけないのですが、冒頭の設定で拍子抜け。雪深い山荘の話じゃないのか⁈から始まりました...
なんとなく重岡さんの演技が「知らなくていいコト」を見て好きだったのですが、主役より脇役で光るタイプなのかか?最近少し演技が大げさに感じます。この作品もその路線だったかな。
俳優陣が皆さん名前聞いたことある有名どころでしたが、西野さんは悪い意味ではなくいつも通りの演技ですね。
主役級の間宮さんと中条さんが脇役で存在感出ちゃってました。
謎解きというより、ロケ少なくて済む映画だなとか、プチ豪華な俳優陣の演技を見て楽しみました。
東野圭吾と聞いたので。
期待し過ぎました。
原作未読ですが、中盤から眠気が襲ってきて…
ほんの5分ほど目を閉じていたようで、気づいたら全員が舞台に立って拍手をもらっていました。あ、やべ、寝ちゃったわ。まぁいっか…という感じ、特になにも残らない作品でした。
東野圭吾さんの作品は好きなので、原作は読みたいと思います。
いやなんか気になることいっぱいあるんだけど
観終わったら『さすが』と思わせる程
“今が最悪と言えるうちは最悪ではない”
気楽な気持ちで楽しめる作品でした。
原作は未読ですが、ミステリー物なのに犯人捜しで終わるだけじゃない点が流石東野圭吾だなと感じました。
話の展開にも引き込まれ、面白かったです。役者の皆さんの演技も良く、特に間宮祥太朗さんの演技には自然と観客を引き込む力を感じました。
ただ強いて言うなら、最初から最後まで主人公のキャラ設定が見えにくく、途中から「お前は名探偵コナンかよ!」とツッコみたくなってしまったのは少し残念だったかもしれません(笑)
見終わった後の爽快感や、ミステリーの裏側にあるこの映画が伝えようとするメッセージはとても良かったです。単純に楽しめる作品なので、気軽に楽しめる作品をお探しの方にはもってこいの映画だと思います。
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