「レイトショーにぴったり」光る鯨 三ヶ島えいこさんの映画レビュー(感想・評価)
レイトショーにぴったり
試写会にて鑑賞。
セットではなく実際の住居で撮影されているので、画角がせまいと感じるカットもありました。大作やテレビドラマを見慣れている人にはちょっと違和感があると思いますが、裏を返せば低予算を感じる要素はそのくらい。
うつくしいVFXで映像に引き込まれました。
論理的な人には、これどういうこと?と考えてしまう場面もあるかも。でも、この映画を観る上では、理解とか解明とかは重要じゃない。光るスクリーンをただ目で受け取れば「わかる」のかけらがひとりでに集まってくる気がします。
自主映画って、作り手の思いが強すぎるって感じることがあるけど、この映画はちゃんと「物語」に昇華されてると思います。へんな重さがないと思う。
観たあと、夜の道をしばらくブラブラしたくなりました。池袋HUMAXの裏あたりはぴったりですね。軽いお酒を少し飲みたくなるような(ジントニックが合うと思う)気分でした。
ギャルがかわいくて好きなキャラクターです。
劇場公開でもう一度観るのが楽しみです。
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