劇場公開日 2024年4月26日

「ある河川の上流、長野らしいですが。 自然とともに暮らす人々、 グラ...」悪は存在しない woodstockさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ある河川の上流、長野らしいですが。 自然とともに暮らす人々、 グラ...

2024年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

ある河川の上流、長野らしいですが。
自然とともに暮らす人々、
グランピング施設を作るという東京企業、
それぞれのサイクルで過ごしてゆく様子。

村社会独自の内輪意識・排他性のようなものを、持っている人もいそうですが
じつは、先祖土着の人など、そもそも居ない街だとか。
どう共存するかは、人々の意識に常にありそうにも見えて。

東京企業の側の担当者さんら、登場の仕方はいかにも都会の論理でしたが
会話が進んでゆくうちに、じつは人情味たっぷりに見えたり。

自然には厳しさも伴うこと、おらの郷里 (他県ですが山の麓で河川の上流、ここ数年は熊が町に降りてきて)からも類推しています。

映像と音の美しさ、優しさと不穏さが共生するような、
なんとも不思議な印象を抱きました。

woodstock