プリシラのレビュー・感想・評価
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よくわからず見に行って
いくら、人が羨むような環境にいても
自分の人生を歩いてないというのは、
虚しいもんなんだなぁと。。。。
今の時代だからこそ目に見えない物の大切さがわかる映画でした。
期待以上☆彡
まるでマンガのような恋の始まりから
スーパースターと14才の女の子の恋、まるでマンガのよう
プリシアがエルビス・プレスリーと出会い、恋をして結婚してという、言ってみればそれだけのストーリーではあるけど、プリシア目線でのスーパースターとの恋の幸せや孤独がよく伝わりました
前半は丁寧に描かれているので良かったと思いますが、後半が急展開で「何でそうなった?」とかなり強引に思えました
2人の気持ちのすれ違いからプリシアの決断まで前半くらい丁寧にしてくれてたらもっと良かったかなと思います
エルビス・プレスリーはあの見掛けとスーパースターって事だけ知ってる程度でほとんど知らなかったので、最初は14才の女の子相手にってひいたけど、とても誠実な付き合い方だったのでかなりの好印象になりました
ただプリシアらしさを認めず、自分の物のような扱い方はひどかったです
プリシアにしてみれば自分の選択とはいえ、親元から離れ友達もできず自由もない孤独な生活、愛しくれているエルビスと一緒にいられても自分らしさは認められず、噂には不安になり、スーパースターとの恋と引き換えになくしたものもいっぱい
普通の女の子としての人生とどっちが幸せだったのかなと思ったりもしました
あの頃のファッションがほんとステキでした
プリシラのシンデレラ・ストーリー
星の数は3.8ぐらい。
エルヴィス・プレスリーと元妻プリシラがどのように出会ったか。最もポピュラーなスターにはありがちなストーリーにも思えるが、再現フィルムのような感じで観られる。
出会いはプリシラが9年生の時。9年生とは?中3?そりゃ両親も反対します。
そんな無垢で純真な女の子が、エルヴィスに見初められ華やかでクレイジーな世界へ飛び込んでいく。
女性なら誰でもエルヴィスのものになりたいと願う。もちろんプリシラもそのうちの1人だったはず。
それがなんとエルヴィスから誘われるなんて!!!その初々しいワクワク感が観てるこちらをドキドキさせる。
あのエルヴィスとあんな間近で会話するなど14歳の娘がどんなに胸が踊ったことか。
2人の仲はどんどん深まるが、色んな背景があり2人のその時(結婚する時)が来るのはプリシラが21歳の時。
ゴージャスで華やかな世界がピークにさしかかると同時に、エルヴィス色に染まるのに疲れを感じるように。
そんな中2人の間に女の子をもうけるが、2人の気持ちはどんどんすれ違っていく。そして別れが来る。
そんな内容だが、プリシラ役のケイリー・スピーニーがめちゃくちゃ可愛かった。子供っぽいプリシラが少しずつ変化していく様も良かった。
そしてエルヴィス役のジェイコブ・エロルディ。エルヴィスに見えましたよね?もともと似てたのか役作りなのか。声とか仕草とかも、エルヴィスに見えてくる。
プリシラの回想録が元になっていて、様々な苦難の末別れたけれども、ずっとエルヴィスを愛す。という様な終わりだったが、私にはこれはエルヴィスと出会ったプリシラという少女のシンデレラストーリーという風に見えた。
余談とは思うが、類いまれなる才能を持ったもののパートナーの目線で、こう言った映画ができ上がるのなら、フレディ・マーキュリーの生涯の恋人、メアリー・オースティンの視点がどういうものだったかというのも見てみたい気がする。
14歳のプリシラの存在感、その後のエルヴィス風味を堪能するための映画
2024.4.16 字幕 イオンシネマ京都桂川
2023年のアメリカ&イタリア合作の映画
実在の人物エルヴィス・プレスリーとの結婚生活を妻プリシラ目線で描く伝記映画
監督&脚本はソフィア・コッポラ
物語の舞台は、1960年代の西ドイツ・バートナウハイムにて、アメリカ軍将校(アリ・コーエン)の娘プリシラ(ケイト・スピーニー)の日常が描かれてはじまる
父の赴任によって西ドイツに来たプリシラは、周囲と馴染めないまま、一人でイーグルクラブというカフェ&バーで勉強をしていた
ある日のこと、アメリカ兵のテリー・ウェスト(ルーク・ハンプレイ)から、「エルヴィス(ジェイコブ・エロルディ)が主催するパーティーに来ないか?」と誘いを受ける
当時のプリシラはまだ14歳の9年生で、パーティーに行くためには両親の許可がいる
そこでテリーはプリシラの父に直談判し、プリシラを妻キャロル(ディーナ・ジャーヴィス)とともに安全に守ると約束し、許可をもらうことになった
テリーの迎えでパーティーに向かったプリシラは、そこでエルヴィスと出会う
彼は同じ故郷の人と話したかったと言い、若者の間では何が流行っているのかと問いかけた
いくつかのアーティストを挙げたあと、エルヴィスと答えたプリシラ
二人きりで話をしたいというエルヴィスの誘いに乗って、彼女は彼の部屋へと向かった
その後、エルヴィスは決してプリシラには手を出さず、「その時が来るまで」と言い続ける
半ば公認の仲となった頃、エルヴィスは任務を終えてアメリカに帰ることになった
エルヴィスは「向こうに着いたら連絡する」というものの、数ヶ月経っても電話は来ない
新聞記事で彼の活躍を知り、女優たちとの関係を報じる記事を見るたびに心を痛め、両親は「早く忘れるように」とアドバイスをするものの、プリシラの心は頑なに彼を忘れようとはしないのである
物語は、プリシラ目線によるエルヴィスとの関係を描き、出会いから結婚生活、そして別離までを描いていく
エルヴィスの計らいでアメリカのカトリック学校に編入することになったプリシラは、父との約束をなんとか守って卒業し、ようやくエルヴィスと夫婦になる
エルヴィスの周りにはメンフィス・マフィアと呼ばれる人々が大勢いて、昼夜を問わずにパーティーなどが開かれていた
彼はプリシラの外見に意見を言い、髪を黒く染めさせたり、ファッションにもこだわりをぶつけていく
そんな彼をプリシラは懸命に支え、多忙の中にある休息を提供していく
どこまでが史実かはわからないものの、存命のプリシラ本人が映画に関わっているので、「彼女目線の本当の話」という感じになっている
エルヴィスファンが観たらどう思うのかはわからないが、知らない一面を見れたと思う人もいるし、イメージが崩れるから嫌だという人もいるだろう
伝記映画に残された家族が関わるパターンは多くあれど、本作もその修正がかかるパターンの映画になっていて、色々と疑問に思うところは多い
それでも、プリシラ役を演じたケイリー・スピーニーの存在感が凄まじく、14歳に見えるし、エルヴィス・メイクにておかしくなっていくところもとてもリアルに思えた
娘を出産した直後に離婚を切り出しているのだが、精神的に耐えられなくなったことと、自分の人生を歩む上で、エルヴィスとの関係を解消した方が良いと感じたのは、その後の活躍を見れば心に従ったと言えるのではないだろうか
いずれにせよ、プリシラの伝記映画としてはその後の活躍には一切ふれないし、エルヴィスの死の際にどのような状況だったかなどは描かれない
あくまでも、エルヴィスとプレスリーの恋愛&結婚生活だけを切り取っているので、伝記系ラブロマンスのようなテイストになっている
なので、映画からプリシラがどのような人物だったのかを読み取っても、それはわずかなかけらにしか過ぎないだろう
それゆえに、個人的には「せめてその後に関しては字幕で説明しようよ」と感じたし、単に過去の恋愛と結婚の美化で終わってしまっているのは残念だなあと思った
プリシラ
役のゲイリー・スピーニーは凄いですね。14歳の頃は幼い少女に見えるし、子供ができてからはお母さんに見えるし。本当に一人の人が演じているのか不思議なくらいでした。内容は、事実に基づいて書かれてはいるのだけど、変化や盛り上がりが無い感じでした。
ソフィア・コッポラ監督の演出と美しいケイリー・スピーニーさんの演技に魅了される秀作
エルヴィス・プレスリーさんの妻プリシラさんの結婚から別れまでを描いたドラマ
数年前に「エルヴィス(2022)」を観ましたが、プリシラには気がいかず、全く覚えがありませんでした
本作を観てみるとなかなかのドラマチックな人生だと思いました
スーパースターは本人だけでなく、家族共々プライベートが侵され、自由に行動もできず、幸せとは程遠い人生に自分にはNo thank youだなぁとあらためて痛感しました
本作で最も印象的なのはソフィア・コッポラ監督の演出でした、1950〜70年代の重厚で雰囲気バツグンな画作りと美しい色使い
プリシラの感情や心持ちに連動させた色表現も見事で素晴らしいと思いました
そしてもう1つの本作の魅力はプリシラを演じたケイリー・スピーニーさん、メチャクチャ綺麗で魅力的な女優さんでした
ティーンエイジャーからエルヴィスの妻、そして1児の母までを世代別に見事に演じ分け、見目だけでなくしっかり実力もある今後注目の方だと思います、次回作が今夏全米公開予定の「エイリアン:ロミュラス」ということで、また直ぐに会えそうだし、今後の益々の活躍が楽しみな女優さんです
と、なかなか見ごたえのあるオススメの秀作です
評論家っぽい書き方してみた
映画評っぽく書いてみた。
ソフィア・コッポラ監督、
あえてのアウトサイドワーク『プリシラ』レビュー
エルヴィスとプリシラ:華麗なる栄華と陰影
ソフィア・コッポラ監督最新作『プリシラ』は、エルヴィス・プレスリーとプリシラ・プレスリーの波乱に満ちた人生を描いた伝記映画。
公開前から注目を集めていた本作は、
これまでのコッポラ作品とは一線を画す、
新たな側面を見せる作品となっている。
あえて距離を置く客観的な視点
本作でコッポラ監督が選択したのは、
エルヴィスとプリシラの内面を深く掘り下げることではなく、
あくまで客観的な視点から彼らの軌跡を映し出すことだった。
華やかなステージの裏側にある孤独や葛藤、時代の波に翻弄される二人の苦悩は、
セリフや表情ではなく、
静謐な映像と音楽によって繊細に表現されている。
コッポラ監督の新たな挑戦
これまで、少女たちの瑞々しい感性や複雑な心理を繊細に描いてきたコッポラ監督にとって、本作は新たな挑戦と言えるだろう。
あえて感情移入を促すような演出を避け、
客観的な視点に徹することで、
観客はより自由に作品と向き合い、
自分なりの解釈を導き出すことができる。
評価は分かれるも、印象的な作品
コッポラ監督お得意のテイストとは異なる本作は、賛否両論を呼んでいる。
しかし、従来の伝記映画とは一線を画す独特なスタイルは、
多くの観客に新鮮な印象を与えている。
エルヴィスとプリシラの光と影を浮き彫りにした『プリシラ』は、ソフィア・コッポラ監督の新たな才能を証明する作品と言えるだろう。
作品情報
タイトル:プリシラ
監督:ソフィア・コッポラ
出演:ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ
公開:2024年4月12日
関連作品
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ビガイルド 欲望のめざめ
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ソフィア・コッポラ
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プリシラ・プレスリー
伝記映画
客観的な視点
繊細な表現
新たな挑戦
賛否両論
印象的な作品
ベッドサイドの薬
Priscilla
門の外から家の中まで囲まれ、自室のベッドだけが、2人が唯一孤独になれる空間だった。
その中で、エルヴィスは脆い部分をプリシラに見せている。今では光と影は、周知の事実となったが。
口論を挟みながらも、写真をいつまでも撮影し合い、また幻覚剤を飲んでお互いに効果を確かめるシーンでは、不道徳でも運命を共にするように、まるで離れていたときでもずっと近くに居たようで、涙腺が刺激された。離婚と自立に愛情を感じることは矛盾しているかもしれないが、エルヴィスがプリシラを(おそらくは自身以上の)アイコンとして、そして自分が帰るはずの居場所として、大切に思っていたことは伝わる。
時代という潮流に乗れるのか、それとも飲み込まれ沈みゆくのか
ストーリーは別として、エルビスとプリシラ、二人を演じた役者さんのどちらも素敵でした!
ファッションも車も当時を偲ばせてくれて良かっただけに、もう少し深堀りしてくれていたら入り込めたと思うんですよね(エルビスって、ブクブクに肥えたオッサンがパンタロンと両腕から縄のれん見たいな紐をぶら下げているイメージしかないワタシなので……)
ただ、プリシラは薬の誘惑に負けなかったのですね、そして、夫からのモラハラにも自分を見失わなかった。
「女性」という性差ではなく「人間」」という個の部分を認めてほしい、そんなことをあの時代に行えた人間力の強さのようなものを感じました。
反面、「カブトムシ嫌い」とのたまわったエルビスは時代の移り変わりを察知できなかったのかなぁ、寂しくもありました。
大戦後のドイツにあんなにアメ車が走り回っていたのが新鮮でしたね、それとエルビスの激しい貧乏ゆすりが彼の性格の何かの象徴だったのでしょうね。
サラッとしていたけど色々考えたくなる作品でした。
とにかくchillled、全体にカッコいい。
私が映画に期待する事…衣装、ヘアメイク、車、建築、音楽…全てを満たしてくれました。
ストーリーはどうでもよく単純で、エルビスに見初められて、結婚したけど、思ってたのと違ったから離婚した、ですが。それを魅せます、カッコいいんです、とにかく。
一番良かったのは、LA?のヤシの木ストリートを白のメルセデス・オープンで独りプリシラが自分で運転する場面。たぶん、サンタナだと思うけど音が、超素敵。この場面を撮るために、この映画を作ったのではないかと、思ったくらい。
このシーンで、全てを満たされても自由が無ければ、幸せではないと確信させられます。
しばらく脳内サンタナ状態です。
期待度○鑑賞後の満足度◎ ザ・60‘❗60年代の風俗映画として良く出来ているが、何よりもケイリー・スピーニーの好演が光る!後半は何故か時々オードリーヘップバーンの面影が重なって見えた。
①ホィットニー・ヒューストンには悪いが、“I will always love you”が映画で初めて正しい使い方をされた思いがする。
②しかし60年代は色んな意味で興味深い年代だが、女性のファッションも凄い!あのヘルメットの様な、兜の様な髪型!あんなに長くする必要がどうして有るのかわからない付け睫!エリザベス・テイラーも60年代は正にあんな髪型・メイクしてましてねェ。
③エルヴィス・プレスリーの曲をあまり使わずステージで唄っているシーンが殆ど無いのも上手い。
だって此れはエルヴィスの映画ではなくてプリシラの映画だから。
④普通なら描きそうなセックスシーンや出産シーンもスルーしているのも伝記映画としては新鮮。
しかし、女性はすぐ成熟しちゃうのに、男はいつまで経っても男の子だねぇ。
エルヴィスがマザコンだったというのも面白い。
⑤私は殆ど興味はないが、60年代のアメリカ車が好きな人にはたまらない様なクラシックカーがズラリ。
映画で描くべきキャラクターだったのか
う〜ん…ソフィアコッポラの新作なのにあんまり宣伝に力が入ってないように思えたが、なるほど。。ここんとのこレイト鑑賞ではずば抜けて眠かった。
しかしなんで面白そうに思ってしまったのか、この、反キラキラ映画。バズラーマンの大佐とプレスリーがあり、その添え物みたいな奥さん側からみえる何かの物語、時代を刺すような秘話、ドラマがあるのかと思ったらそんなになかった、って感じ。
特徴的なのは本当に孤独だということ。着せ替え人間には友達もいなし両親も面白くないからドラマになってないし、モノローグもないので本当に退屈してしまう。もう形は「人形の家」だとして、割と早い段階で、ここから出ていく=自分をみつけるになるのだとしても、やっぱりプリシラに魅力がなさすぎるのでそこまでがつらい。けど、実在の人物ではどうにもできないか。。いや、なんとかできただろう。とりわけ時代のアイコンたるエルビスの凄さがそんなに伝わってこず、なんの物語かもわからなくなる。例えるなら何もわからないのに嫁がされる最強戦国武将の妻にも似てるし、シンデレラは本当な幸せではなかった、というアンチロマンのストーリーでもあるなら、どこかやっぱり最初の「この胸のときめきを」感や「今夜はひとりぼっちかい」感が欲しかった。まあ半分は眠ってるような頭のになってるのでなんなのだけど
多少は難があるもののおすすめ
今年148本目(合計1,240本目/今月(2024年4月度)22本目)。
(前の作品 「NN4444」→この作品「プリシラ」→次の作品「No.10」)
このサイトでは「ドラマ」扱いですが、実在する人物を描いた作品なのでドキュメンタリー映画の様相が強く、個人的にはその観点でみました。
名探偵コナンじゃないですが、確かに真実は一つであっても、その真実に対して(特に近現代史に関してはその「事実」それ自体の争いが存在しない)、どちらの目線で描くかによって、真実は一つでも複数の観点が存在し(なお、アマゾンプライムほかでは、もう一方の観点から描く作品も多くある)、毎日のように日記をつけていなかったのが当然である状況においては「ある程度」合理的な脚色はされているとしても、あることないこと描いてはいないものであり、この点でよかったかな、といったところです。
もう一方、つまり、エルビス・プレスリー視点からの映画は多いものの、他の視点からの映画はそれほど大きくはなく、一つの真実も「とらえ方次第で取り方は大きく違う」ものであり、その観点ではよかったかな、といったところです。
採点上は特に気になった点までないのでフルスコアにしています。
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(減点なし/映画館帰責事由/コナンやりすぎ)
どの映画館も、いわゆる大手映画館では競っているように放映していますが、大阪市がいくら第二の都市でも、6つも7つもある大型映画館で1日25上映×7と単純計算してそんなに人は来るんでしょうか…。
もうちょっと映画館の組合(?)か何かで話し合って他の作品(特に今週公開の他の作品)にまで影響が及ぶことがないようにしてほしかったです(一番「被害」を食っているのは、おそらく「クラメルカガリ」と「クラユカバ」じゃないのかなぁ)。
First Loveの素晴らしさ
いつもの映画館①で
というか②は三月いっぱいで閉館
こっちでこまごまと番組が組まれるようだ
何年か前にエルヴィスを観てなかなかよかった
今回はそのスピンオフ的な企画だなと
ん これで終わりなのか
当然エルヴィスの死が描かれて その後の彼女のゴタゴタ
娘のこととか マイケルジャクソンと結婚したんじゃなかったか
ドロドロドロドロを予想していたので肩透かし
なるほど チラシに書いてあった宣伝文句
First Loveの素晴らしさ これに尽きるな
彼女はまだ生きているんだっけか
とすると 何年か前のエルヴィスを観て
不満だったのかもしれない アタシがあまり出てないじゃないと
パーカー大佐ばかりじゃないと
こっちの目線で描いてよと
せっかくならあのマリーアントワネットの彼女が撮ってちょうだい
みたいな空想をしてしまった
だったらドロドロドロドロは見せられないわなぁ
典型的なDV男の場面とかクスリの描写はあるものの抑え目で
場面の繋がりに自然じゃないところも何か所か
まぁいいんじゃないでしょうか
この監督のタッチは好きなので
プリシラはカリメロの彼女だよな
一組のカップルが終始イチャイチャしているだけって感じの作品。 本年度ベスト級。
自分には全くハマらなかった。
飽きる事は無かったけドラマ性も無く満足度はかなり低め。
本作はのジャンルは「伝記」という事で観賞後、Wikipediaでエルヴィスとプリシラを調べるものの、事実と違っている部分もあり更に拍子抜け(笑)
まぁ伝記と言いながら映画なのでしょうがないけど。
14歳のプリシラがエルヴィスと出会い、付き合って結婚。そして別れが訪れるまでのストーリー。
プリシラを演じたケイリー・スピーニーが美しい。
彼女が着る美しいドレスは素晴らしかった!
エルヴィスを演じたジェイコブ・エロルディがカッコ良い。
実際のエルヴィス・プレスリーに空目してしまう(笑)
前述の通り本作は終始2人がイチャイチャしてるだけって感じ。
喧嘩もするけど直ぐに仲直り。
でも14歳のプリシラと付き合ってもエルヴィスが一線を越えなかったのは事実なのか?
そうだとしたらかなりの硬派(笑)
これは映画ならではの演出と推測。
エルヴィスの仕事と遊びのオンオフの切り替えが凄い!
撮影とかで長期遠方に行くもプリシラには留守番させ、休日は毎日パリピ状態。
羨ましい生活だけど薬に頼るエルヴィスが陰ながら疲れている感じに受け取れた。
プリシラがエルヴィスに別れを告げた後に流れる曲も実際と違い美化させた感じで素直に本作を楽しめた感じはありませんでした。
「伝記」系な映画は鑑賞前にWikipediaとかで予習してから望んだ方が良いかも( ´∀`)
ほわ~んとした映画
14才のプリシラの可愛らしさといったら!両親にとってもエルヴィスにとっても掌中の珠だった。でもエルヴィスはプリシラをペットの様に扱ってた。プリシラも出産で病院に赴く時ですら濃厚なアイメイクをする程にエルヴィス色に染まってた。だから髪の色を元に戻しエルヴィスから離れてよかった。
布の質感やペディキュアの色、ドレスのデザイン、ヘアメイク、靴など細部にこだわるのはとても好きだし監督が意識していることはよく伝わった。でもそれとプリシラの内面との関わりが希薄だった。
この映画を見た理由はエルヴィス役のジェイコブ・エロルディを映画館で見たい!でした。でも顔が、眉毛中心にエルヴィス寄りだったのでちょっと残念。エロルディを初めて見たAmazonPrime映画 "Saltburn"で、彼は爽やか、エリート、貴族で、親切でかっこよくて感じのいい品のある好青年でした。バリー・コーガン相手の演技もよく今後の活躍が楽しみです!
おまけ
「プリシラ」本編の前にCHANELの定番バッグのCMあり。モノクロ映像、ブラピ&ペネロペ・クルス!夢のようなキャスティングですが二人の会話も雰囲気も倦怠期の夫婦みたいだった。BGMは映画「男と女」のダバダバダー。何を見せたかったんだろう?このバッグは劣化しません、とっても長持ちしますよ、かな?
バズ・ラーマンの「エルヴィス」とセットで・・・‼️
エルヴィスとその元妻プリシラの馴れ初めから離婚までを、女性映画の名手ソフィア・コッポラ監督が描いた作品です‼️パーティーでの初めての出逢いから、両親の反対を押し切っての交際、結婚、妊娠して出産‼️多忙なエルヴィスとのすれ違いと孤独な日々、セックスさえもエルヴィスのコントロール下である窮屈な生活、世界最高のスーパースターに合わせて自らを装飾する日々‼️ある程度想像の範囲内で展開するプレスリー夫妻の結婚生活‼️50〜60年代の衣装や美術など風俗描写はホント素晴らしい‼️ただ深いドラマ性を期待すると肩透かしを食うかも‼️いくらプリシラの視点で描かれるとはいえ、エルヴィスのライブパフォーマンスくらい、見せ場があってもヨカッたかも‼️そして劇中、エルヴィスが電話で話している大佐‼️まさかこのソフィア・コッポラ監督作でも怪物トム・ハンクスの影がチラつくとは‼️プリシラ役のケイリー・スピーニーはハマり役‼️まさかエルヴィスの元妻役の後、エイリアンと対決するらしいです‼️でも私の世代にとってはプリシラはエルヴィスの妻というよりは「裸の銃を持つ男」シリーズだなぁ‼️
プリシラについて初めて知りました
世界的スターのエルビス・プレスリーと恋に落ちた女性の物語を描くという予告に興味を惹かれ、公開初日に鑑賞してきました。彼女のことを全く知らなかったので、いい勉強になりました。
ストーリーは、スーパースターであるエルビス・プレスリーの知り合いから偶然誘われたホームパーティーで、彼と出会った14歳の少女プリシラが、エルビスと瞬く間に恋に落ち、一旦は離れ離れになるものの、彼への思いが募り、両親の反対を押し切ってエルビスの豪邸で一緒に暮らし始め、彼の好みの女性になるように努め、やがて結婚し、子宝にも恵まれるが、少しずつ心がすれちがっていくというもの。
思いがけず憧れのスターを前にして、一気に心に火がつき、自分を抑えられない、思春期真っただ中のプリシラの心情はよく理解できます。当初、人気スターのエルビスは、そのネームバリューを使って、いたいけな少女を弄ぶようなゲス野郎かと思ったのですが、意外にもきちんとプリシラの親を説得しようとする姿勢に感心しました。一方的に盛り上がるプリシラに対しても、大人として相手に敬意をはらい、節度のある距離感で接している点も好印象です。そんな二人が、互いに相手を深く愛し、会えない時間の寂しさに耐え、二人で過ごせる時間を大切にして、やっと結婚にいたるまでを丁寧に描いていると感じます。
しかし、そのあとはなんだか駆け足で、出産や別居までの流れに気持ちがついていきませんでした。プリシラはエルビスを愛していながらも彼のもとを去ったように見えますが、その心中にはどのような思いがあったのでしょうか。芸能人ゆえにささやかれる彼のゴシップに耐えられなかったのか、彼の言動そのものに我慢できなかったのか、自分の気持ちが満たされないことへの不満だったのか、そのあたりがよくわからず、ちょっと共感しにくかったです。
エルビスにしても、「母親似で短気だ」とは言うものの、いささか病的に感じる部分はあるし、多用する薬の影響をほのめかす部分もあり、本当のところはよくわかりませんでした。それゆえ、彼の心情にも共感しにくいものがあります。服用していたのはおそらく睡眠薬だと思いますが、なぜ薬に頼る必要があったのか、その背景や彼の苦悩がもう少し描かれれば、また違った印象になったと思います。
そんな感じで、二人の心情に寄り添えず、やや客観的に成り行きを見つめていたため、感動する場面があまりなかったのは残念です。“エルビスの不在”と“彼の帰宅中の二人の時間”を繰り返すだけで、淡々と進む展開も、少々眠気を誘います。とはいえ、古きよきアメリカの雰囲気を堪能でき、エルビス・プレスリーとプリシラの物語を知ることができたのは、いい勉強になりました。
主演はケイリー・スピーニーで、あどけなさの残る少女から大人の女性へと、衣装とメイクと演技で確かな変化を感じさせるさまは圧巻です。脇を固めるのは、ジェイコブ・エロルディ、ダグマーラ・ドミンスクら。
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