劇場公開日 2024年3月8日

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「悲し過ぎる男の生涯」DOGMAN ドッグマン ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0悲し過ぎる男の生涯

2024年12月14日
iPhoneアプリから投稿

虐待なんてレベルではない育てられ方をして、足も不自由になり、犬達と暮らす日々。
彼らは犬ではなく家族だ。彼は人ではなくタイトルの通りドッグマン。お互いの気持ちをわかり合い支え合って生きてきた。
彼のやったことはもちろん犯罪だけれど、あまりに悲し過ぎる犯罪だ。
最後に出会えたドクターに自らの生い立ちを語る事で少し救われたような気がする。神はいるのか、神の愛はどこにあるのか。宗教が絡むストーリーはなかなかその奥まで共感しきれないけれど、悲し過ぎる生涯に涙がでた。

ニョロ