悪い子バビー

劇場公開日:2023年10月20日

悪い子バビー

解説・あらすじ

社会から隔絶されて育った男が多くの人々との出会いや音楽に導かれて自分自身を発見していく姿を描き、1993年・第50回ベネチア国際映画祭で審査員特別賞を受賞した作品。

母親の異常な愛情により、暗く汚い部屋の中に35年間も閉じ込められて生きてきたバビー。外に出れば汚染された空気の毒で命を落とすと教えられ、母親の指示に従うだけの日々を送っていた。そんなある日、父親を名乗る男が突然帰って来たことをきっかけに、バビーの人生は大きく動き出す。刺激に満ち溢れた外の世界へ飛び出したバビーは行く先々で大暴走を繰り広げ、そんな彼の自由で荒々しいスタイルに誰もが巻き込まれていく。

日本では「アブノーマル」というタイトルでVHSが発売されたのみだったが、2023年10月に劇場初公開。

1993年製作/114分/R18+/オーストラリア・イタリア合作
原題または英題:Bad Boy Bubby
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2023年10月20日

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(C)1993 [AFFC/Bubby Productions/Fandango]

映画レビュー

0.5とんでもなく前衛。すごくいいけど大嫌いな部分あり

2025年6月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

胸が悪くなる環境で育ったバビー。
あんな始まりから、みんなも驚くハッピーエンド。
すごい映画でした。
が、どうしても無理な部分がありました。猫の虐待シーンです。
本物の生きてる猫を使ったのかどうしても気になって調べたら、

以下チャットGPTの翻訳

猫はオーストラリア動物福祉連盟から提供されたもので、撮影終了後には「処分」される予定だったという。

「私たちは福祉連盟から野良猫を預かりましたが、それは『撮影後には必ず返却し、処分する』という厳格な条件付きでした……野良猫はあまりに野生的で飼いならすことができず、長期間飼育するのはかえって残酷だと考えられています。
この野良猫との撮影には、連盟の公認代表が常に立ち会っており、彼女には私から完全な権限を与えていました。つまり、撮影を止めることも、撮影方法を変更させることもできる立場でした。猫には十分な餌が与えられ、とても丁寧に扱われました。

本物かよ!!!!!
最低な映画です。
ひどい。
作り物の猫だったら素晴らしい映画でしたが
大嫌いな映画になりました。

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lanachama

5.0圧倒的純粋

2025年6月17日
iPhoneアプリから投稿
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おしお

4.5想像と全然違った!

2025年6月9日
Androidアプリから投稿

冒頭の母親と暮らす牢獄のような部屋、禿げたおじさんが幼児のように振る舞い猫を虐待する、あげくに母親との近親相姦。あぁこれはだめだ、昔見て衝撃を受けたフリッツホンカの映画のようだと思ってた勝手にドイツ映画だと思い込んでたけど、気づいたら英語だねコレ。バビー、母親、父親全員に嫌悪感しか沸かない、食事しながら見てたけどいったん止めました。それくらい醜悪。外に出てからもバビーの薄気味悪い笑顔、短絡的な行動にウンザリしてたけど、バンドのトラックに乗せてもらってみんなでお酒を回し飲みしてる時のバビー、初めて嬉しそうにしてるじゃないの。あぁそうだ考えてみたらバビーは教育を受けていないだけで彼が悪いわけではないのだ、フリッツホンカとは違うのだ。それからはもう少し批判の目を緩めてあげようと思うんだけどやっぱりなんか気持ち悪いんだよな〜。が、バンドに再会した時のバビーが何ともかわいいんだわ純粋で。バンドマンたちも一度はほったらかしにした割にはちゃんとバビーのこと可愛がるし。ここからはバビーの人生いいことばかり。ラストは私が今まで観た映画の中で最高のハッピーエンドかなと思いますよ。前半は醜悪で不快だし、それゆえにものすごい長く感じる。ダメだこの映画と思ったけどここまで描かないと終盤が生きてこないからコレで良い、ラストはがんばって途中でやめなかった人へのご褒美って感じでした。

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三毛猫泣太郎

3.0バビーなりの生き方

2025年6月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何気なくアマプラのおすすめに出てきたので、鑑賞したらなかなか深い映画だった。

しかもジャンルが、ホラーってなってたのに全然違うかった。

ただ、ある意味前半は残酷。中盤は痛々しい。そして、最後の最後がまさかのほっこりするという。

35年間母親から汚い部屋に閉じ込められていたバビーが、外に出て初めて母親以外の人間とコミュニケーションをとりながら、挫折と幸福の繰り返しを描いた作品。

バビーなりの優しさも見え、色々複雑な感情にさせられました。

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いちごだいふくもち