青春ジャック 止められるか、俺たちを2のレビュー・感想・評価
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手がかかると睨まれてたのか昇進まで3年→4年に
2024年劇場鑑賞22本目 傑作 78点
テアトル新宿お昼過ぎの初日舞台挨拶にて鑑賞
作品も勿論良かったし、前作より好みだがどちらかというと登壇された20人近くの若松プロの意思を引き継ぐ俳優部の情熱に呑まれた印象が強い
タイトル通り、青く駆け抜ける青春を映画という結晶に閉じ込めるという意味で青春ジャックは良い名前で、それに加えてこのレビューの表題にもある昇進に3年から4年に伸びているのは、若松孝二の映画人としての生きた血から見えた杉田雷麟のパッと見の印象から前作の門脇麦より手がかかると思ってのセリフと同時に、彼女をいったら弟子に置きながら制作をともにしていたが、次第に映画人として生きるギャップは勿論、心身ともに過酷な状況に追いやってしまった多少の負い目もあっての今回は大切に育てたい、一歩下がったアプローチをしていきたいなどの背景が窺える
でも若松孝二の人間味は健在で、昭和のクソジジイの声の抑揚や発声、気性が荒くすぐ見かねて登場して手を出してしまうシーンの数々は、またやってらぁと思いながらも特に撮影のシーンなんかはコントの様で堪らなかった
2-3年後くらいには3をやってほしいね、井浦新監督で
シネマスコーレ
1980年代、監督の若松孝二は、名古屋にミニシアターを作るため動いていた、
シアター名はシネマスコーレ、このシアターと監督に引き寄せられた、映画を愛する人達の物語。
こんな感じの映画です。
名古屋の出身で、脚本家であり監督でもある、井上淳一さんも、青春時代に客として、このシアターに通っていたそうです。
本作は、井上淳一さんの脚本と監督による作品で、監督自身の青春時代も描かれます。
シネマスコーレで行われた先行上映に行ってきましたが、
シネマスコーレの席に座ってシネマスコーレが舞台の映画を観るという、シュールな体験(笑)
面白かったです♪
名古屋人なら、シネマスコーレに通っている人なら、より楽しめます(笑)
井上淳一さんは『福田村事件』の脚本も書かれてますが、
本作のキャスティングは『福田村事件』とカブってて、豪華です(笑)
本作は『止められるか、俺たちを』の続編という事ですが、前作は観ておりません。
でも困らず楽しめました。
前作も観てみようと思います。
今作の舞台「シネマスコーレ」での超先行上映‼︎
若松孝二監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた群像劇。
若松監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた白石和彌監督作「止められるか、俺たちを」の続編と言って良いかと。
若松監督役は井浦新さんが続投、そして名古屋の映画好きなら知らない人がいない木全支配人を東出昌大さんが演じた。
とにかくお二人のやりとりが超絶面白い。
そして前作で脚本を担当した井上淳一さんの監督・脚本。自身の経験をもとにされたとのこと。
映画監督を目指す若き日の井上さんを杉田雷麟くんが、映画を志しスコーレで働く女子を芋生悠さん💕が演じた。
そう、夢を追う若者たちの青春映画としても十分楽しめた。
まあ、長年スコーレに通っているので強い思い入れがあるのだけど、それを差し引いても映画愛あふれる傑作だと思う。
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