ルー、パリで生まれた猫

劇場公開日:

ルー、パリで生まれた猫

解説

パリを舞台に、愛猫との絆によって現実を乗り越え成長していく少女の姿を描いたドラマ。

パリに住む10歳の少女クレムは、屋根裏で生まれたばかりのキジトラの子猫を見つけ、ルーと名付けて一緒に暮らしはじめる。両親の不仲に心を痛めていたクレムにとって、クールで自由で好奇心に満ちたルーとの生活は心安らぐ時間となっていく。ある日、森の別荘へやって来たクレムとルーに、ある出会いが訪れる。

800人の中から選ばれたキャプシーヌ・サンソン=ファブレスが少女クレム役で映画初主演を務め、「君と歩く世界」のコリンヌ・マシエロが共演。「アイロ 北欧ラップランドの小さなトナカイ」など動物を主題とした作品に定評のあるギョーム・メダチェフスキが監督を務めた。

2023年製作/83分/G/フランス・スイス合作
原題または英題:Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou
配給:ギャガ
劇場公開日:2023年9月29日

スタッフ・キャスト

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(C)2023 MC4–ORANGE STUDIO–JMH & FILO Films

映画レビュー

2.5かわいい猫と少女

2024年12月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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うそつきかもめ

5.0可愛さと、ヒヤヒヤ

2024年11月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

興奮

萌える

超犬派で猫が大の苦手。むしろ怖い!!なんだけどルーが超可愛かった!!子猫の時だけかと思ったら大人になっても変わらず可愛かった。 反面、度々ヒヤヒヤしながら鑑賞。行っちゃダメー!逃げてー!帰ってきてーって何度も心で叫びました(笑) 死にかけた時は泣きそうになっちゃった。完全に感情移入。どこか猫目線も入った素敵な映画でした。 結局、最後また離しちゃうんだね。。。なんか寂しいような、悲しいような。。。不安が残る。いっそ白猫と一緒に飼ってあげたら全て解決だったのでは?なんて思いながら観てました。 猫も悪くないね!か、ルーだけかも💦

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ノブ様

3.0よい意味での「肩透かし」だった一本

2024年9月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば> 「あんたも、いつかは親元を離れるけど、親への気持ちは変わらない。 それが人生。それでいいんだ。」 なるほど、邦題が、わざわざ「パリで生まれた」になっていたというのは、そういう意味だったのですか。 ルーは、自らの選択で「パリで生まれたけど森で生きていく」くらいの含意でしょうか。 都会と違って、森にはフクロウなどの天敵が、いるとしても。 言ってみれば「人生、至るところに青山あり」という言葉の「猫バージョン」といったところでしょう。 その点、題名から推して「少女クレアと愛猫の関係性の物語」だろうと高をくくって観始めた評論子でしたけれども。 しかし、完全に肩透かしを喰ったような気分です(褒めてます)。 ときに、都市のアパート暮らしだったので、叶わなかったのですけれども。 実は密かに、評論子は、子供たちには生き物を飼う経験をさせたかったとも思っていました。 生き物は必ず、飼主の人間よりも早く死ぬので、ペットとの死別の体験というのは、子供たちにとってはかけがえのない体験になるのではないかと考えていたからです。 評論子自身の体験としても、そうであったように、生き物との別れ(死別)というものは、切ないことは切ないのですけれども。 反面、そういう経験を通じて命の「儚(はかな)さ」とか「尊さ」を体感するには、他に方法として得難いものとも思うからです。 (千年も万年も生きるという鶴とか亀とかを飼えば別?)。 厳密には、本作の場合はクレアが体験したのは「生き別れ」でしたけれども。 それゆえ、クレアにとっては(生き物の)「命と触れ合い、そして別れる」というルーとの実体験は、彼女の人生の中でも得難いものだったと信じたいところです。 評論子的には。 (追記) <映画のことば> 「子供を産んだら困る。絶対にダメよ。」 「掃除を手伝うから。」 「あなたも、何とか言ってよ。」 「いいネコだ。」 「さすがね。頼りになる夫だわ。」 「どういたしまして。」

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talkie

4.0なんて事をさせるんだい!

2023年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

正直言うと猫より犬派です。 (ランボーはあまり好みで無かった…) この映画は、単に猫好きがその可愛さを堪能するだけの作品ではなかった。 ニンゲンを含めたあらゆる動物の関係性のバランスを考えさせられた気がした。 何かを選択した時、選択しなかった一方を手放す、何をどちらを選ぶかは本人であるべきだろう。 何かを守る、自身を貫く、生きる為に、辛くさせない為に…、理由なんてなんでもいいしむしろ理屈なんて要らない。 なんてモノを観せてくれるんだい!感銘うけた。 演技というか、撮影も違和感無くてスムーズ、背景も野生の色彩がスクリーンに映えてた。 山中の音が臨場感満載。これを観る前に仕事で山の中をはい回ってたが、そこで耳にした樹のしなる音がそのまんま劇場で響いてて、山林の音そのままだったのにも感動。 決して愛猫家では無いけど、充分に愉しめた作品だった。 こんな秀逸な作品なのに、スクリーン独り占めの貸し切り状態なのは、得したようで寂しい気分……もっと評価されていい!

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奇妙鳥