劇場公開日 2023年11月25日

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ほかげのレビュー・感想・評価

全106件中、101~106件目を表示

3.0坊やの用心棒

2023年11月26日
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悲しい

幸せ

終戦直後の東京で体を売る仕事をさせられている女と、そこにやって来た食べ物を盗んで一人で生きている坊やの話。

客としてやって来て久々に眠れた男にまた明日もと言われ、そして坊やと共に3人で眠る夜。

酒で現れた男の闇と、夜の仕事を辞める決断をする女と、そして坊やのお仕事と…。

気づけば主人公は坊やが大人の世界を見て変化する心情を描いた成長物語になっていて、なかなか面白くはあったけれど、想像していたより大人しく、生々しさや壮絶さとかがあまりなかったかな。

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Bacchus

5.0戦争孤児の強い眼差しの先に…

2023年11月26日
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トラヴィス

3.0趣里さん

2023年11月25日
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役柄にビックリ!

朝ドラヒロインの人の役柄では、ないですよね。

途中からストーリーがよくわからないです。

魚を手づかみは、ビックリです。

主人公は、子供ですか?

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完

4.0戦後の生活って壮絶だゎ

2023年11月25日
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鑑賞方法:映画館

以前観た予告から想像していたストーリーとはだいぶ違ったけど(そもそもどこで予告観たんだろ💦)、それでも観てよかったと思える作品。
目を背けたくなる場面も多数。

一、二を教えれば十以上わかる聡明な坊やのお話。

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らまんば

4.0結構見てみたら得した映画。

2023年11月25日
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鑑賞方法:映画館

全くノーマークだったので、とても堪能できた。チョッと他に例を見ない演出と表現主義的な映像が鮮烈な印象をもたらせてくれる。前半の役者の表情をカットバックするだけで、グイグイと物語を引っ張る。一転して後半は野外を舞台に移しその自然との対局に戦後の日本人の絶望を一人の戦争孤児を狂言回しに描いていく。今までの塚本晋也の作品には見られない深みが前半後半の落差として陰影を生み出し作品に奥行きをもたらしてくれている。

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mark108hello

5.0タイトルなし

2023年11月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

TIFF2023にて。
この作品も、『野火』『斬』同様の、ヒリヒリした、不条理さからのやるせなさだったり、人の弱さだったりという機微が表現されていて惹き込まれる素晴らしい映画でした。
全ての登場人物に目力があって印象的でした。
映画祭QAで監督曰く、戦後の闇市にインスパイアされて、そこを舞台に何か作品を作りたかった。キナ臭くなってきた世の中を憂いての、祈りの映画だと話しておられたのも印象深かったです。

終戦直後の日本。
闇市が立つとある場所。
皆、戦争がもたらした不条理さに絶望し、目に怒りを宿し、心の傷を抱え、生きることを見失いかけている。
それぞれのキャラクターが交わる時、ドラマが生まれ、心の闇が少しずつ明らかになってゆく。たどる行く末がとても気になり、こちらもヒリヒリしてくる。

全ての愚直で不器用なキャラクター達がたどる先を見て、
「ああ、そうか…。そうなったか…。」
と心が傷んだ。

良きにせよ悪しきにせよ、それぞれの未来がある。泥の中でも咲く蓮の様に、立ち上がって上手く生き延びることが出来た者が最後に勝ったと言えるのであろう。
ラストはそんな希望を感じさせてくれる終わり方であった。

1946年以降、社会福祉のパラダイムが構築されても昭和中期までは、元闇市が発展してた場所などで、傷痍軍人などを見かけていたが、至る場所のある所では、こういう歴史を辿っての今があるのだな…と理解出来て、そういう意味でも、興味深い作品でした。

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エミさん