アントニオ猪木をさがしてのレビュー・感想・評価
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プロレスファンでなくても有名なアントニオ猪木
アントニオ猪木と言ったらプロレスだが、
人を元気にさせるプロフェッショナルだと思う
現代のプロレスは技も多彩で面白いが、猪木さんのプロレスは技の説得力があった
ドラマ部門で否定的な意見が多いがプロレスファンの私はあのような気持ちでテレビにかじりついていたので共感。
ネットのない時代にテレビで観れなかったときの喪失感と、どうしても観たい時に友人にお願いした日々。
追い込まれても諦めない姿は、プロレスからも教わったと思う。
アントニオ猪木というテーマで色んな方が話をする姿こそが、アントニオ猪木を物語っているので、私は観て良かったと思う。
福山さんもその一人なのは知らなかったエピソードなのでビックリ。
プロレスファンなので点数は甘めです。
ちゃんとさがそうよ。
物足りなさに卍固めしたい
昨年他界したアントニオ猪木の伝記的ドキュメンタリー映画でした。往年の猪木ファンとして結構期待していたのですが、正直残念な結果でした。というのも、ドキュメンタリーとしての芯がなく、時系列も前後していたし、猪木を語る人もバラバラで収拾が付いていない感じだったからです。
まず気になったのが、架空の猪木ファンの半生記みたいな寸劇の存在。作中この寸劇が何回も出て来ましたが、内容的にも構成的にも不要だったんじゃないかと思います。
また、くりーむしちゅーの有田と講談師の伯山先生を起用したのも疑問。勿論お二人とも猪木ファンでらっしゃるのは分かるけど、同じ芸人系から2人も出しては、ファン層が偏っているみたいじゃないですか。猪木ファンは各界にいるんだから、ファン代表を出すんなら、もっと幅広い人選をした方が良かったのではないかと思います。
逆にプロレスラーの人選は、明らかに物足りない感じ。現役世代の棚橋やオカダカズチカらは勿論いいし、最も猪木の近くにいた藤原や藤波が出て来たのも良かったけど、猪木を突き上げた前田や長州、猪木が生み出した不世出の天才タイガーマスク(佐山)、さらには盟友・坂口征二あたりは最低限押さえて欲しかった。出来れば裏方として新日本プロレスの全盛時代を支えた新間寿あたりも見たかった(ってお元気なのかな?)。さらにはプロレスマスコミの記者とか、引退試合の実況を担当した古舘伊知郎とか、素人が考えたって外せない人はいくらでもいたように思ったんですが、実に残念でした。まあ予算の都合もあったのかも知れませんが。。。
まあ文句ばっかり言ってもあれなので、良かった点を挙げれば、猪木の延髄切りはやはり打点も高く美しかったということを再確認。また、猪木と闘ったアンドレやベイダーって、身体がデカいだけでなく、動きも含めて天才的だったことをこれまた再確認。ベイダーがムーンサルトプレスって、凄すぎ!
こうやって往年の名勝負のシーンを観るにつけ、結局ファンの半生記とか、巌流島の講談とかの替わりに、猪木が闘うシーンをつなぎ合わせるだけで良かったんじゃないかという結論に至りました。
そんな訳で評価は★2とします。
ドラマパートの破壊力よ…
ご本人と近くにいらした方々の証言や思い出話、間接的ですがむしろ興味...
残念
猪木に詳しくない人向け?
世界一強いアントニオ猪木!
1時間かけて一所懸命書いたレビューが消えた、ショック。書き直し。
レビューやXのコメントを見ると批判的意見が多い。
ドラマパートは私には感情移入できて良かったし終わってみれば心が洗われ明日への活力を貰った。
新日本プロレス設立以前からアントニオ猪木を追ってきた私には見応え充分で文句はない。
終盤、ワールドプロレスリング中継でお馴染み「世界一強いアントニオ猪木」の幟を見た時思わず指を指した。
なんと言っても実況:舟橋慶一アナウンサー、解説:櫻井康夫の名コンビが最高。
同じレスラーを何度も分けて出すより新日黄金期を支えたスタン・ハンセン、ハルク・ホーガン、タイガー・ジェット・シンの出演があれば。
実は政治もプロレスだったか
アントニオ猪木像は僕らそれぞれが作る
お亡くなりになって一年。
これほど大きな存在だったのかと痛感する毎日。そんな中で公開された作品です。
ドキュメンタリーの中にショートドラマが挟み込まれた構成でした。
ブラジルにカメラが赴き、当時17歳の猪木さんと関わって来た人たちの言葉を聴くことができたのは収穫でした。
そして、アントニオ猪木をカメラに収め続けてきた原悦生さんの話は興味深いものばかり。そばにいたからこそ感じることのできる心の動き。もっと聴きたい!と思うほどでした。
新日本プロレスの低迷期を支えて来た棚橋弘至選手の言葉はひとつひとつに想いがあり、有田哲平さんとの道場での出来事は涙ものでした。アントニオ猪木という人間の大きさをヒシヒシと感じます。
神田伯山さんの巌流島講談も見応えあって引き込まれました。講談を聴きに行ってみたいと思うほどでしたね。
様々な人たちが語る「アントニオ猪木」。ひとりひとりにとっての猪木さんは違うはず。それを探しに行く旅のような作品でした。
前田とターザン山本を出すべきだった。
期待はずれ。表層の、上澄みしか掬っていない。
猪木というレスラー、人間は、もっとドロドロした、混濁した状況を抱えて生きてきた。
本人もメチャクチャで、そんな猪木に、昭和の猪木信者たる「我々」(この言葉は嫌いだが、敢えて使う)は、本気で怒り、喜び、恋い焦がれて。そして、涙もしたのだ。
そういう葛藤が、映画の中で何も表されていなかった。
猪木は決して、薔薇や向日葵ではない。泥の中に咲いた、蓮の花だ、というのはちょっとオーバーだろうか。
しかし、そういう混濁の水面から浮かび上がる「美しさ」を見ていたから、自分などはずっと猪木の影を追いながら生きてきたのだ。
猪木の語り部としてなら、前田日明やターザン山本などは外してはいけない要素だった。
矛盾がアウフヘーベンされて昇華してゆく「美しさ」を語れるのは、現在では、山本くらいだろう。
あと、ロシアに関するエピソードも抜けていた。
とはいえ、ほんのチョチョシビリ戦の一コマが映ったときだけ、私もあの日ドームに居たな、というのは想起させてくれたが。
まぁ、久しぶりに見た映画がこの作品で、やっぱり私は映画って足を運んで見るものじゃないな、と改めて思い知った。
猪木イズムを思い出しました
ドキュメンタリー映画なので
作品が面白くないのは、なんとなくわかってましたので
そのことは触れません。
1972年生まれの私にとって
アントニオ猪木率いる新日本プロレスの旗揚げの年と重なる縁もあり
熱狂的なプロレスファンでありました(今は軽くです)
特にプロレスゴールデン時代から闘魂三銃士の出始め位までは、今でも鮮明に覚えております。
ちょうど
アントニオ猪木さんが
プロレスは、ただのショーではなく
生き様そのもの
だと体現していた頃です
振り返るとその頃は
試合の勝ち負けひとつが、生活そのものに影響する位まで、ハマってたなあと
思い出しました。
アントニオ猪木が引退したあたりから
プロレスはただのショーになりました
それはそれで面白いですが
殺気立った緊張感は無くなりました。
アントニオ猪木を探してという題名は
もしかしたら
今のプロレスで失われた
アントニオ猪木イズムの事を言っているのかも知れません
久しぶりに観た
アントニオ猪木は
やはり、怖かったです!
わざわざ劇場で観るレベルではない
バカになれ
他の映画をみるつもりが、どういうわけかアントニオ猪木を観ていました。
プロレスに詳しいわけでもなく、何故かわからないけど。
結果、観て良かった。
なんだか良くわからないけど感動しました。
プロレスって出来レース的なショーだというイメージだったけど、
ショーではあるけれど、真剣勝負なのだと。
猪木と言えば、お笑いのネタ的なイメージで、
笑っていた自分の目が実は曇っていたのではないかと思わされた。
生き様を観れば嗤うことなど出来ない。
本当に感動した。
オカダ氏がアントニオ猪木と対戦したら、、
ああ来てこう来て、と頭の中で色々組み立てる様子が興味深かった。
ただし、間のミニドラマが要らなかったかなと。
実話?創作?
ファンが落ちぶれるのはどうかなと。
追加;プロレスファンの友人はボロクソでした。
作り手こそ、馬鹿になれ!
特にプロレスファンでもなかったのだが、
どのような方だったのかが気になり。。。
力道山にスカウトされてから、新日の立ち上げ、
そして今に至るドキュメンタリーとなっている。
残念ながら内容がかなり薄かったのだが、
その中でも「道」とか「馬鹿になれ」は心に響いた。
そして後輩に熱い思いが受け継がれていることを
多少なり感じる内容だった。
もう少し名言を拾い上げてほしかった、
また、試合ももう少し見たかったかな。
良くも悪くも冷めた今の時代、こういう
熱い魂を持った人が必要なんだろうな。
ただ、ホントに内容が薄すぎて、猪木の凄さが
半減しているのではないか?と感じた。
どういう思い、気持ちで作ったのだろうか。
それこそ、馬鹿になれ、恥をかけ。
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