「伝記映画ではなくメッセージを伝える為の映画!」ボブ・マーリー ONE LOVE 小俣雄太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
伝記映画ではなくメッセージを伝える為の映画!
前提条件がめちゃくちゃ多い映画です
1ジャマイカの政治的側面
2ボブ・マーリーの宗教的側面
3レゲエという音楽的側面
これらの要素が理解出来ていないととっちらかった印象を受ける人や「ボヘミアン・ラプソディ」「エルビス」と比較して劣って見えるという意見があるのもわかります
ただこの映画の作成はボブ・マーリーの家族だということジャマイカの国民的英雄だということを理解してYouTube等で予習してから見ることをおすすめします
その上で言うと伝説的な場面を描いた
濃厚なメッセージ性の強い映画になります
銃撃事件からの
世界的レゲエアルバム「エクソダス」の完成、
二大政党と二大ギャングの表面的和解
までを描いた作品で
この偉業を音楽の力で達成した
伝説のアーティストのメッセージを受け取りたい方は
劇場に足を運んで欲しいなと思います
果たして今の世界をボブ・マーリーが見たらなんというのでしょうか?
そして今や世界的なアイコンのひとつになった
ボブ・マーリーは何故世界で平和の象徴とされるのか
答えがあります
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