劇場公開日 2024年5月17日

「「大麻社会と黒人社会を愛する、ちょっと無防備だが物事に拘りのない男」の物語」ボブ・マーリー ONE LOVE ykb1991さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5「大麻社会と黒人社会を愛する、ちょっと無防備だが物事に拘りのない男」の物語

2024年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ボブ・マーリーファンからは「表層的だ」という意見はありますが、まぁマーリー家公認のボブ・マーリーという人物についての公式見解としてはまとまってます。
ボビ・マーリーはジャマイカの大麻社会・黒人社会を愛する人物として描かれています。しかもそれらを特別に解放・擁護するでもなく、まるでそれらがボブ・マーリーにとっての当たり前かのように扱っています。
そして、銃撃勢力が来ると分かってライブで歌って撃たれる、敵からロンドンに逃げた先で大麻で捕まるなど、良く言えば物事に拘りが無い、悪く言えば無防備な人物として描かれています。

ただ、この作品はそもそもが伝記映画なのでエンタメ性は低いです。私も最初の1時間弱で「ボブ・マーリーという人物の要点はこういうことか」と何となく把握してから完走に拘らずに劇場を立ちました。

ykb1991