言えない秘密のレビュー・感想・評価
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ピアノの音色と共に
見終わって数時間が経つ今も、頭の中ではピアノの音が流れています。ピアノを通じて心を通わせていく湊人と雪乃のシーンは本当にあったかくて楽しくて幸せで。音楽の持つ力、好きなものがあること、好きになれる人がいることがもたらす底知れぬパワーを感じる映画でした。
秘密がわかったところからラストまで、とにかく本当に涙が止まらなくて。台湾のオリジナル版はどんな終わり方なのか、気になったのであとで観ようと思います。
そして、スクリーンで流れたSixTONESの「ここに帰ってきて」は、まさにこの映画そのもの、だと感じた。映画をみる前までと、見た後ではこの歌の聴こえ方が違って、本当に涙無しではとてもムリなレベルで深く深くささりました。
秘密を知ったいま、また映画を観た時にどこでどんなことを感じるのか。また必ず観に行きます。素晴らしい時間をありがとうございました!
秘密の意味が分かると・・・涙涙
留学での辛い経験から、ピアノを弾く事が楽しめなくなってしまった湊人。
編入した音大で出会ったどこか不思議な雰囲気を持つ雪乃と恋に落ちるラブストーリー。
一見、有りがちな甘酸っぱい青春を描いた青春ドラマの様に見えるが、タイトルが示す秘密の意味って一体何だろう?と思いながら鑑賞。
前半は心地よい雰囲気の中ストーリーが進んでいくが、後半に入りストーリーの核心に触れ始めると、もう切なさで涙なしでは観れなくなります。
現実世界でありながらのファンタジー設定と、この何とも言えない切なさは、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」を観た時の感動に近いものがありました。
古川琴音がラブストーリーの主演というのが珍しく、何となくチェックしていたのですが、これは想像以上の良作でした。
それにしても、少し不思議な雰囲気を持った役柄は彼女に適役ですね。
美しい映像
また会いに行きたい。
今までいい映画は沢山あったけど、この世界から離れたくないと思った映画は初めてでした。見終わってもなかなか席から立てないほど引き込まれました。
湊人の現実感が素晴らしい、今もどこかでピアノを弾いているよう。
同じ映画を複数回見た事はなかったし、秘密を確認したいからじゃなく、ただ会いに行きます。
生まれて初めての気持ち、良い映画をありがとう。
「上半期2つ」
まさかの大号泣
謎が分かってからの後半は泣けた。
特に古川琴音が湊人父の経営するカフェに行き、これから産まれてくる湊人に対して贈り物をしたい。というシーンには涙が止まらなかった。
京本大我は複雑な感情を目の動かし方で表すのがとても上手だった。また声の聞き心地もよく、雪乃にドア越しにコンサートに選ばれたら来てほしいと囁くシーンは感情が伝わってきてとてもよかった。
ピアノの演奏や音楽もとても美しいので目からも耳からも楽しめる映画であった。
音楽が印象的
1回目よりも2回目が良い
生きる目的
切ないラブストーリーだけでなく、タイムスリップするストーリー。
前半は愛を育む様子を丁寧に描いているため、やや退屈さもあるが、その分後半の伏線回収でそれが活きていて、なかなかに惹き込まれた。
ピアノ演奏も見応えがあり良かった。
最後の湊人のSecretが良かった。音楽で通じ合った2人が、未来へ行くだけでなく、過去へもタイムスリップする。それが永遠の別れでも、湊人は雪乃の元に行くのだ。
最終的に看取ることが出来て、幸せだったのかもしれないが、現世に戻ってきて、2人のツーショット写真を1人手にする湊人が、幸せになってくれるのを願うばかり。
ある程度ストーリーを予測していたにも関わらず、号泣しました。嗚咽さえももれていたかも。
美しい作品
オリジナル版は未見。
韓国でもリメイクされているとのことで、魅力的な作品なんだろうと興味を持ち鑑賞。
ストーリーはもちろん、
主演のお二人の演技がとても素敵でした。
京本大我さん、
ピアノだけに時間を費やしてきたであろう、朴訥とした音大生を見事に演じられていたと思います。
古川琴音さん、
チャーミングと言う言葉が、ほんとに似合う俳優さん。この昨品で、更に好きになりました。
そしてお二人とも、なんとも癖になる素敵な声の持ち主だと思います。
予告を見たので、なんとなくストーリーを予見していましたが、それ以上のギミックが散りばめられていて、そこからの展開に更に引き込まれました。
私のように予告を見て、あーこんな感じね、と観る選択肢から外してしまう方がいるなら、是非そのリストに戻してほしいです。
そして、主演がアイドルの方と言うことで、同じ選択をされた方にも。
秘密を知り、雪乃の視点で観たいと、また鑑賞してしまいました。二度目の鑑賞は更に号泣。
オリジナル版も観てみたいです。
号泣した。迷っているなら見るべき。
まずシンプルに感動したし、最後は大号泣。よくある病気系かなと思いきや、予想外の秘密で時代をうまく行き来していて、伏線回収が見事。
京本大我、古川琴音の演技も自然な演技で、抑えるところは抑え、わざとらしくなく、感情が溢れるところは感情が揺さぶられる素晴らしい芝居だった。個人的に主題歌がアンサーソングのようでとても良かった。とにかく余韻がすごいです。
作品が何十年と残り続けること、大きな希望です
本作で印象に残っていることの一つが、台詞のない演技である。
この作品はピアノが紡ぐ繊細な音色とともに物語が進んでゆく。古川琴音さんの纏うミステリアスな雰囲気や彼女の涙には引き込まれるものがあり、京本大我さんの瞳には人の心の機微を繊細に宿すものがある。
台詞というものを超えて瞳や声色などから伝わってくる苦悩や葛藤、焦燥に強く揺さぶられ、彼らの“もがき生きる熱量”のようなものが、自身の目には苦しいほど美しく、眩しく映った。
また樋口親子のやり取りや、父の子に対する距離の置き方がリアル。観る人によっては湊人、あるいは父に、ふと自己を重ねた人も多いのではないかと思う。自身もかつて母親がそのような言葉をかけてくれたことを思い出し涙が溢れた。
できるだけ先入観なしに見た方がより楽しめるが、この作品は音楽の知識を以て初めて布石に気づく点もいくつかあったため、
全てを知った上で、何度も観るうちに細かい仕掛けに気付けたり、2人の気持ちに共感できたりするのも、この作品の楽しさの一つであるのかもしれない。
きっと自身には、評価といえるほど上からの視点でものを述べることができない。この作品に心癒える自分がいる。じっくり咀嚼し、血肉となっていく。この作品に出会えて本当に良かったと思う。
この作品が何十年と残り続けること、大きな希望です。
原作を観たくなる。
わざわざ「秘密」の話にしなくてもよかったのでは?
古川琴音の個性的なキャラクターが、ヒロインのミステリアスな雰囲気にうまくマッチしている。彼女の演奏シーンも見事で、別人の演奏者の手のアップしか映らない京本大我と違って、本当にビアノが弾けるということがよく分かる。
彼女の「秘密」については、「余命わずか」か「幽霊」だろうと察しがついてしまうのだが、蓋を開けてみれば、「余命わずか」と「タイムトラベル」の合せ技で、「そう来たか!」と思わせる。ただ、これには「いま、会いにゆきます」という前例があり、それほどの驚きは感じなかった。
それよりも、むしろ、そんな面倒な仕掛けを、わざわざ用意する必要はあったのかという疑問が湧いてくる。
ここは、ピアノを弾くことに挫折した青年が、魅力的な女性と恋に落ちて、ビアノを弾く楽しさと上達する意欲を取り戻すというだけの、シンプルでストレートなストーリーでも、十分に楽しめたのではないだろうか?
何と言っても、「海辺での水の掛け合い」から、「彼氏のYシャツに着替える彼女」となり、そして「ビアノの連弾」へと、ラブ・ストーリーの王道を行くようなド直球の恋愛模様が、見ていて気恥しくなるどころか、とても魅力的に感じられるのである。
さらに、その連弾からは、2人の気持ちがシンクロする様子がダイレクトに伝わってくるし、手と手が交差するシーンには、まるでラブ・シーンのような艶かしさがあって、思わず引き込まれる。
逆に、無理やり「悲恋」に持ってきたかのようなラストからは、「泣かせてやろう」という魂胆があからさまに感じられて、何だか興ざめしてしまった。
作り手に対するリスペクト
この作品に対して一年以上前から公式さんが秘密のヒントを少しづつ出してくださって考察するのがとても楽しみでした。どんな作品を観せてくれるのかわくわくしていました。
結果、私の期待以上のもので私にとっては宝物のような作品となりました
また、この映画のパンフレットを拝見させていただいて色々な箇所で丁寧に撮影されているのもわかりました。
このサントラを作曲された方も1000回以上映像を確認しながら作られたそうです それを知った上で再投稿しました。
作り手さんにリスペクトの思いを込めて称賛の拍手を送りたいと思います
近くに映画館も少なくなり映画を觀る回数も減ってしまいましたが、もう一度足を運んで美しい映像と音楽に浸りたいと思った名作です
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